選択肢
- ア.ESSID
- イ.HTTPS
- ウ.POP3
- エ.WPA2
解説
WPA2(Wi-Fi Protected Access 2)は,無線LANの暗号化方式の代表的な規格. 旧来のWEPの脆弱性を改善したWPAをさらに強化したもので,AES暗号化を採用して通信の盗聴・改ざんを防ぐ. ESSIDは無線LANのネットワーク識別子(暗号化方式ではない),HTTPSはWebブラウザとWebサーバ間の通信暗号化プロトコル(無線LANではなくアプリケーション層),POP3は電子メール受信プロトコルで暗号化機能ではない. 「無線LANの暗号化=WPA2(/WPA3)」と覚えるのが本問の核心. 後継のWPA3ではさらに強力な暗号化が採用されている.
選択肢ごとの解説
- ア.誤り. ESSID(Extended Service Set IDentifier)は,無線LANのネットワーク識別子で,アクセスポイントを区別する文字列. 暗号化方式そのものではない. ESSIDステルス機能はセキュリティ補助策に使われるが,通信の暗号化は別途WPA2等の暗号化方式が担当する. 識別子と暗号化を区別する.
- イ.誤り. HTTPS(HyperText Transfer Protocol Secure)は,WebブラウザとWebサーバ間の通信を暗号化するアプリケーション層のプロトコル. TLS/SSLを用いるWebの暗号化通信であり,無線LANのリンク層の暗号化方式ではないため,本問の正解にはならない. レイヤを取り違えた誤答である.
- ウ.誤り. POP3(Post Office Protocol version 3)は,メールサーバから電子メールを受信するためのプロトコル. 通信そのものを暗号化する機能は持たず,暗号化が必要な場合はPOP3SやIMAP4S等の別プロトコルを使う. 無線LANの暗号化方式とは完全に別レイヤ・別目的のプロトコルとなる.
- エ.正解. WPA2(Wi-Fi Protected Access 2)は無線LANの暗号化方式の代表的規格で,AES暗号化を採用して通信の盗聴・改ざんを防ぐ. 旧WEPの脆弱性を改善したWPAをさらに強化したもの. 後継のWPA3も登場しているが,本問の選択肢ではWPA2が無線LAN暗号化方式の代表として正解となる.
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