ITパスポート試験 ITパスポート 2014年 (平成26年 春期)18: インターネットショッピングのロングテール現象の説明として、適切なものはどれか。

ITパスポート 2014年 (平成26年 春期)
Q 1818 / 100
インターネットショッピングの現象の説明として、適切なものはどれか。
この問の正解率:84.96%(1,988件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

インターネットショッピングのロングテール現象の説明として、適切なものはどれか。

選択肢

  • .売上高の大きな商品から得られる利益によって、売上高の小さな商品による損失をカバーすることができること
  • .商品を手にとって見ることができないので、店舗販売に比べて販売開始からヒット商品になるまでの時間が長く掛かるようになること
  • .販売に必要なコストが少ないので、売上高の小さな商品を数多く取り扱うことによって利益を上げられること
  • .ブログに書かれた評価などの影響によって、商品の発売直後から販売が好調で、時間が経過しても衰えないこと

正解

. 販売に必要なコストが少ないので、売上高の小さな商品を数多く取り扱うことによって利益を上げられること

解説

ロングテール現象は,EC(電子商取引)など陳列・在庫コストが極めて低い販売環境で,売れ筋商品(ヘッド)だけでなく死筋に近い少量販売の多数商品(テール)も品揃えし,その合計が大きな売上・利益を生む現象. 商品別売上順位グラフが恐竜の長い尾のように見えることから命名された. Amazonの書籍販売が代表例で,品目数の多さで稼ぐビジネスモデル. 物理店舗では棚スペースの制約で実現困難な現象である. クリス・アンダーソンが2004年に提唱し,ECビジネス成功の鍵となる現象として広く知られる. 物理店舗との対比で,ECビジネスの構造的優位性を示す代表例である.

選択肢ごとの解説

  • .誤り. 大商品の利益で小商品の損失を補うという考え方は内部相互補助やクロス・サブシディの説明に近く,ロングテールとは異なる. ロングテールは小商品「合計」の積み上げで稼ぐ現象であり,赤字補填の話ではなく利益創出機会の概念である. . 用語の定義と区別を正確に理解することが本問題の核心となる
  • .誤り. 商品を実物で確認できないため販売開始からヒットまで時間がかかるという説明であり,ネット販売の認知形成課題の話. ロングテールの「販売コスト低×品揃え多い→裾野で稼ぐ」という定義とは関係しない別概念である. . 用語の定義と区別を正確に理解することが本問題の核心となる
  • .正しい. ネット販売など販売コストが小さい環境で売上の小さな商品を多数取り扱い,その合計で利益を上げる現象がロングテール現象のため. 品揃え数の多さが収益源となるECビジネスモデルの代表的特徴であり,本問の定義に完全に合致する. . 用語の定義と区別を正確に理解することが本問題の核心となる
  • .誤り. ブログ等の口コミで発売直後から販売が好調なまま続く現象の説明であり,バイラル効果や口コミマーケティングの話. ロングテールの「少量×多品種」の概念とは異なるヒット商品継続のメカニズムであり,別現象に分類される. . 用語の定義と区別を正確に理解することが本問題の核心となる

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