ITパスポート試験 ITパスポート 2015年 (平成27年 秋期)93: [中問C] プロジェクトのスケジュール管理に関する記述に基づく。Pさんは,作業工程を確認するためにアローダイアグラムを作成した。 アローダイアグラム(図1) -

ITパスポート 2015年 (平成27年 秋期)
Q 9393 / 100
[中問C] プロジェクトのスケジュール管理に関する記述に基づく。Pさんは,作業工程を確認するためにを作成した。 アローダイアグラム(図1) - A→B:工程1(1日), B→D:工程2(4日) - A→D:工程3(3日) - A→C:工程4(2日), C→D:工程5(5日) - D→E:工程6(1日) - E→F:工程7(4日), F→H:工程8(2日) - E→H:工程9(6日) - E→G:工程10(4日), G→H:工程11(4日) 〔ストラテジ〕 アローダイアグラムを作成する手順のaに入れる記述として,適切なものはどれか。 〔手順〕 組立て作業を構成する各工程に対して,[a]順番を決め,アローダイアグラムを作成する。
この問の正解率:53.61%(1,595件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

[中問C] プロジェクトのスケジュール管理に関する記述に基づく。Pさんは,作業工程を確認するためにアローダイアグラムを作成した。 アローダイアグラム(図1) - A→B:工程1(1日), B→D:工程2(4日) - A→D:工程3(3日) - A→C:工程4(2日), C→D:工程5(5日) - D→E:工程6(1日) - E→F:工程7(4日), F→H:工程8(2日) - E→H:工程9(6日) - E→G:工程10(4日), G→H:工程11(4日) 〔ストラテジ〕 アローダイアグラムを作成する手順のaに入れる記述として,適切なものはどれか。 〔手順〕 組立て作業を構成する各工程に対して,[a]順番を決め,アローダイアグラムを作成する。

選択肢

  • .それぞれの経費によって
  • .それぞれの作業の前後関係を調べて
  • .それぞれのリスクによって
  • .担当するメンバのスキルによって

正解

. それぞれの作業の前後関係を調べて

解説

アローダイアグラム作成手順の穴埋め問題. アローダイアグラム(PERT図)はプロジェクトの各工程を矢印で表し,工程間の前後関係を結節点(イベント)で接続するスケジュール管理手法. 作成時は各工程の前後関係(依存関係)を調べ,「Aが終わらないとBが始められない」等の制約を明らかにしてから順番を決め,矢印図に展開する. 経費,リスク,メンバスキル等は作業順序の決定要因ではなく別観点の管理項目. 工程の順序は論理的依存関係(prerequisite)で決まるため,前後関係調査がアローダイアグラム作成の前提条件となる. CPM(クリティカルパス法)や日数算出の基礎にもなる重要手順である.

選択肢ごとの解説

  • .誤り. それぞれの経費によって工程の順番を決めるのは不適切. 経費はコスト管理の指標であって,工程の論理的順序(どの工程が他の工程の前提か)を決める要素ではない. 経費を基準にすると技術的に依存関係のない工程を無理に並べることになり,アローダイアグラムの本質的目的から外れる選択肢.
  • .正解. アローダイアグラムは工程の前後関係(依存関係)に基づいて作成するため,それぞれの作業の前後関係を調べて順番を決めるのが正しい手順. どの工程が完了しないと次の工程が始められないという技術的制約を明らかにすることで,スケジュールの全体構造が確定する正答.
  • .誤り. それぞれのリスクによって順番を決めるのも不適切. リスクは個別の工程に対するリスク管理項目であり,工程の論理的順序を決定する要素ではない. リスク評価は別途リスクマネジメントの活動として行われるべきで,順序決定の判断軸とはならない選択肢の誤りとなる.
  • .誤り. 担当メンバのスキルによって順番を決めるのは不適切. スキルは人的資源管理の観点であり,工程間の依存関係を表すアローダイアグラム作成の基準にはならない. メンバ配置はスケジュールが決まった後に資源計画で考慮する事項で,順序決定の入力にはならない選択肢.

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