ITパスポート試験 ITパスポート 2015年 (平成27年 春期)52: PCの処理効率を高めるために,CPUが主記憶にアクセスする時間を見かけ上短縮することを目的としたものはどれか。

ITパスポート 2015年 (平成27年 春期)
Q 5252 / 100
PCの処理効率を高めるために,CPUが主記憶にアクセスする時間を見かけ上短縮することを目的としたものはどれか。
この問の正解率:82.86%(1,569件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

PCの処理効率を高めるために,CPUが主記憶にアクセスする時間を見かけ上短縮することを目的としたものはどれか。

選択肢

  • .SSD
  • .仮想記憶
  • .キャッシュメモリ
  • .デフラグ

正解

. キャッシュメモリ

解説

正答はウ. キャッシュメモリはCPUと主記憶 (メインメモリ) の間に置かれる高速で小容量のメモリで, CPUが頻繁にアクセスするデータや命令を一時的に保持することで主記憶へのアクセス時間を見かけ上短縮しPC全体の処理効率を高める. CPU内蔵のL1/L2/L3キャッシュが代表的でSRAMで実装される. 類似概念=SSD (補助記憶装置, 高速だが主記憶ではない), 仮想記憶 (主記憶不足を補助記憶で補う技術), デフラグ (ファイル断片化解消) はいずれも別目的で, 高速バッファとしてのキャッシュとは異なる.

選択肢ごとの解説

  • .SSD (Solid State Drive) はフラッシュメモリを用いた補助記憶装置でHDDより高速だが, CPUと主記憶の間に置かれて主記憶アクセスを高速化する役割ではない. キャッシュメモリとは位置付け・役割が異なるため誤り. 用語や概念の取り違いに注意.
  • .仮想記憶は主記憶の容量を超えるデータを補助記憶を一時利用して扱う技術で, 主記憶不足を補う仕組み. 主記憶アクセスの見かけ上の高速化を狙うキャッシュメモリとは目的が異なる別技術で誤りである. 用語や概念の取り違いに注意. 確実に理解しておくべき頻出概念である.
  • .キャッシュメモリはCPUと主記憶の間に置かれる高速・小容量のメモリで, 主記憶アクセス時間を見かけ上短縮し処理効率を高めるという問題文の条件に完全合致する正答. L1/L2/L3など階層的に配置される高速バッファ. 用語の定義と適用範囲を整理して覚える.
  • .デフラグ (Defragmentation) はハードディスク内のファイルの断片化を解消し連続領域に整理する処理で, 補助記憶のアクセス効率を改善する活動. 主記憶アクセス高速化のキャッシュメモリとは別概念であり誤り. 用語や概念の取り違いに注意.

ITパスポート 2015年 (平成27年 春期)過去問一覧へ戻る・問52