ITパスポート試験 ITパスポート 2016年 (平成28年 秋期)70: テザリング機能をもつスマートフォンを利用した,PCのインターネット接続に関する記述のうち,適切なものはどれか。

ITパスポート 2016年 (平成28年 秋期)
Q 7070 / 100
機能をもつスマートフォンを利用した,PCのインターネット接続に関する記述のうち,適切なものはどれか。
この問の正解率:78.13%(1,015件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

テザリング機能をもつスマートフォンを利用した,PCのインターネット接続に関する記述のうち,適切なものはどれか。

選択肢

  • .PCとスマートフォンの接続は無線LANに限定されるので,無線LANに対応したPCが必要である。
  • .携帯電話回線のネットワークを利用するので安全性は確保されており,PCのウイルス対策は必要ない。
  • .スマートフォンをルータとして利用できるので,別途ルータを用意する必要はない。
  • .テザリング専用プロトコルに対応したPCを用意する必要がある。

正解

. スマートフォンをルータとして利用できるので,別途ルータを用意する必要はない。

解説

テザリング(Tethering)機能は,スマートフォンをルータ代わりに使って他の機器(PC・タブレット等)を携帯電話回線経由でインターネットに接続させる機能である. スマートフォンがWi-Fi(無線LAN)/USB/Bluetoothのいずれかの接続方式でテザリング親機となり,他機器に対し回線共有を提供する仕組みで,別途モバイルルータを用意する必要がない点が大きな利点である. 携帯回線経由でも一般的なネット脅威は同様に存在するため,PCのウイルス対策は依然として必要. 接続は無線LAN限定ではなくUSB・Bluetoothも可能で,専用プロトコルは不要(通常のIP接続として認識される). スマホがルータの役割を担う点が本機能の中核ポイントとなる.

選択肢ごとの解説

  • .誤り. PCとスマートフォンの接続はWi-Fi(無線LAN)のほかUSBケーブル接続・Bluetooth接続でも可能であり,無線LANに対応したPCに限定されるわけではない. 機種・OSの設定に応じて複数の接続方式から選択できるため,「無線LANに限定」とする本選択肢は誤った記述となる用法の説明である.
  • .誤り. 携帯電話回線のネットワークを利用してもウイルス感染・フィッシング詐欺・不正サイトアクセス等のネット脅威は同様に存在し,PCのウイルス対策は依然として必要である. 回線種別による安全性差はあまり大きくなく,「安全性が確保されておりウイルス対策不要」とする記述は安全性を過信した誤りである.
  • .正しい. スマートフォンをルータ(無線LANアクセスポイント等)として利用できるので,別途モバイルルータを用意する必要がないため. 携帯1台で複数機器(PC・タブレット等)をインターネットへ接続できる点がテザリングの中核的な利点で,機器を増やさずに済む実用的な機能として広く活用されている.
  • .誤り. テザリングは標準的なIP接続(TCP/IP)を提供する機能であり,「テザリング専用プロトコル」のような特別なプロトコルは存在しない. PCは通常のネットワーク接続(Wi-FiやUSBによるIP接続)として認識・利用できるため,専用プロトコル対応PCが必要とする本選択肢は誤った記述である.

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