ITパスポート試験 ITパスポート 2016年 (平成28年 春期)75: デュアルシステムの特徴を説明したものはどれか。

ITパスポート 2016年 (平成28年 春期)
Q 7575 / 100
の特徴を説明したものはどれか。
この問の正解率:56.40%(828件)

解説

ITパスポート 2016年 (平成28年 春期) 問75「デュアルシステムの特徴を説明したものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約56%です。

正解

. 同じ処理を行うシステムを二重に用意し,処理結果を照合することで処理の正しさを確認する方式であり,一方に故障が発生したら,故障したシステムを切り離して処理を続行する。

正答率 56.4%(828人中 467人が正解)

問題の解説

デュアルシステムは,同じ処理を行う二つのシステムを並列で稼働させ,両者の処理結果を相互に照合することで処理の正しさを保証する高信頼方式である. 一方が故障した場合は故障側を切り離し,残る一方で処理を継続する. これに対しデュプレックスシステムは,主系(現用系)と従系(待機系)を持ち,平時は主系で処理し障害時に従系へ切り替えて運用を続ける方式である. 処理能力2倍は単純並列処理(負荷分散)の説明,直列の機能分担で故障時にサービス停止になる方式はタンデムやシリアル処理の説明であり,いずれもデュアルシステムの特徴とは異なるものとなる.

選択肢ごとの解説

  • 正しい. デュアルシステムは,同じ処理を行う二つのシステムを並列稼働させ,処理結果を相互に照合することで処理の正しさを確認する方式である. 一方に故障が発生したら故障側を切り離して残る一方で処理を続行する点も特徴であり,本選択肢はデュアルシステムの定義と直接合致するため,本問の正解として最も適切となる.
  • 誤り. 同じ装置を2台使用してシンプレックスシステムに対し処理能力を2倍に向上させるのは,並列処理や負荷分散システムの説明であり,処理結果の照合による高信頼化を狙うデュアルシステムとは目的が異なる. 処理能力向上を中心とする本選択肢の記述は,デュアルシステムの特徴を正しく示していない.
  • 誤り. オンライン処理を行う現用系と,バッチ処理などを行いながら待機する待機系を持ち,現用系障害時に待機系へ切り替える方式は,デュプレックスシステムの説明である. 主従の切替えで運用継続を図る方式であり,常時並列稼働と結果照合を特徴とするデュアルシステムとは異なる方式である.
  • 誤り. 複数の装置を直列に接続し機能ごとに負荷を分散する構成で,どれか一つでも故障するとサービスが提供できなくなる方式は,タンデム的なシリアル構成の説明である. 同じ処理を二重に並列実行して結果照合するデュアルシステムとは構造も目的も異なるため,本選択肢は適切ではない.

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