ITパスポート 2016年 (平成28年 春期) 問79「Webサイトによっては,ブラウザで閲覧したときの情報を,ブラウザを介して閲覧者の…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約54%です。
正解
ア. Cookie
正答率 53.7%(1,357人中 729人が正解)
問題の解説
Cookieは,Webサーバが発行した小さなデータをブラウザを介してPC(クライアント)に保存する仕組みで,以後同じサイトへアクセスする際にブラウザがそのデータをサーバへ送信することで,ログイン状態の維持,カート情報,個別の表示設定,閲覧履歴に基づくパーソナライズなどに利用できる. SQLはデータベースを操作する言語,URLはWeb上のリソースの場所を示す統一資源指定子,XMLは構造化テキストデータの記述言語であり,いずれも閲覧者PCに情報を保存して次回アクセス時に利用するための仕組みではない. Cookieはセッション管理や行動追跡にも使われるため,プライバシ観点でも頻出の用語となる.
選択肢ごとの解説
- 正しい. Cookieは,Webサーバがブラウザを介して閲覧者のPCに小さなデータを保存し,次回以降のアクセス時にそのデータを利用して状態管理や閲覧の利便性向上を実現する仕組みである. ログイン維持やカート管理,個別設定保持などに広く用いられており,本問の説明と直接合致するため正解として最も適切となる.
- 誤り. SQL(Structured Query Language)は,関係データベースに対してデータの定義・操作・問合せを行うためのデータベース言語の説明である. 閲覧者のPC側に情報を保存して次回利用する仕組みとは性質が全く異なるため,本問の用途を指す用語としては適切ではない.
- 誤り. URL(Uniform Resource Locator)は,Web上のリソースの場所を一意に示す統一資源指定子の説明であり,プロトコル・ホスト名・パスなどから構成される. リソースの所在を示すアドレスであって,閲覧者のPCに情報を保存する仕組みではないため,本問の説明には合致しない.
- 誤り. XML(eXtensible Markup Language)は,タグを使って構造化されたデータを記述するためのマークアップ言語の説明で,データ交換や設定ファイルの形式として用いられる. 閲覧者のPCに情報を保存して次回アクセス時に利用する仕組みではないため,本問の用語としては適切ではない.
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