ITパスポート試験 ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期)12: 電子メールの送信に関する事例のうち,個人情報保護の観点から不適切なものはどれか。

ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期)
Q 1212 / 100
電子メールの送信に関する事例のうち,個人情報保護の観点から不適切なものはどれか。
この問の正解率:84.21%(1,210件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

電子メールの送信に関する事例のうち,個人情報保護の観点から不適切なものはどれか。

選択肢

  • .製品の質問メールへの回答で,その内容を知ってもらいたい複数の顧客のメールアドレスをCC欄に設定して返信した。
  • .通信販売の購入額上位10人の顧客に対して1通ずつメールを作成し,順位に合わせた賞品の案内を通知した。
  • .同窓生全員に配布してある同窓会名簿に記載された全員のメールアドレスを宛先に設定して,同窓会の案内メールを送信した。
  • .春の特別企画展を実施することになり,特定の会員のメールアドレスをBCC欄に設定して出展依頼のメールを送信した。

正解

. 製品の質問メールへの回答で,その内容を知ってもらいたい複数の顧客のメールアドレスをCC欄に設定して返信した。

解説

電子メールの宛先指定方式の違いを理解する。To=主要受信者全員に表示される,Cc(Carbon Copy)=全受信者に表示される複数への同報,Bcc(Blind Carbon Copy)=受信者に表示されない秘匿の同報。CC欄に複数の顧客アドレスを設定すると,受信した全員に他の顧客のアドレスが見え,個人情報が漏えいする。個人情報保護観点から不適切なのはア。

選択肢ごとの解説

  • .CC欄に複数顧客のメールアドレスを設定すると,メールを受け取った全顧客がCC欄から互いのアドレスを確認できてしまう。顧客は自分のメールアドレスが他人に知られることに同意していない可能性が高く,個人情報の目的外提供として不適切である。正解。
  • .顧客ごとに個別にメールを作成して1通ずつ送信しているため,他の顧客のメールアドレスや個人情報が漏えいする経路がない。購入額に応じた賞品案内という内容も,登録された顧客への正当な連絡であり個人情報保護上の問題は生じない。
  • .同窓生全員に配布済みの同窓会名簿に記載されたアドレスを同窓会案内に使用しているため,すでに会員全員が名簿を通じてお互いのアドレスを知っている状態にある。アの事例のように第三者へ新たに個人情報が開示されるわけではない。
  • .BCC欄に設定すると,受信者は自分宛てのメールであることは分かるが,同じメールが他の誰に送られたかは表示されない。複数の会員へ一斉送信する際にBCCを使うことは,個人情報保護上の適切な配慮として認められる。

ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期)過去問一覧へ戻る・問12