ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期) 問11「SaaSの説明として,最も適切なものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「ストラテジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約81%です。
正解
エ. 利用者に対して,アプリケーションソフトウェアの必要な機能だけを必要なときに,ネットワーク経由で提供する。
正答率 80.7%(1,666人中 1,345人が正解)
問題の解説
クラウドサービスの三層を整理する。IaaS(Infrastructure as a Service)=ハードウェア・ネットワーク等インフラを提供。PaaS(Platform as a Service)=OS・ミドルウェア等アプリ実行基盤を提供。SaaS(Software as a Service)=アプリケーション機能そのものをネットワーク経由で提供。SaaSは利用者がソフトウェアをインストールせず,ブラウザ等で必要な機能だけを利用できる形態。正解はエ。
選択肢ごとの解説
- インターネット接続サービスを提供するのはISP(Internet Service Provider,インターネットサービスプロバイダ)の説明である。SaaSはインターネット接続そのものではなく,ソフトウェアの機能をサービスとして提供することに特徴がある。
- ハードウェア機能をサービスとして提供するのはIaaSの説明である。IaaSはサーバ・ストレージ・ネットワーク等の物理・仮想インフラを提供し,利用者がOSやミドルウェアを自ら構築する。SaaSよりも抽象化レベルが下位にある。
- ハードウェアに加えてOS・データベース等のミドルウェアを含むアプリ実行基盤を提供するのはPaaSの説明である。PaaSはアプリケーションの開発・実行環境を提供するが,アプリケーション機能そのものは利用者が開発する点でSaaSと異なる。
- アプリケーションソフトウェアの必要な機能を必要なときにネットワーク経由で提供するのがSaaSである。電子メール,グループウェア,会計ソフトなどがSaaSとして提供される事例として代表的。正解。
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