ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期) 問38「プロジェクトに参加するメンバの適切な配置を検討するために明確にする必要があるもの…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「マネジメント系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約77%です。
正解
エ. 割り当てる役割と責任
正答率 76.7%(974人中 747人が正解)
問題の解説
プロジェクトのメンバ配置を検討するには,各作業に必要なスキル,専門性,担当範囲,権限を明確にする必要がある。これを定めるのが「役割と責任の明確化」である。役割=誰が何を担当するか,責任=誰がどの成果物・意思決定に責任を持つか。RACI(Responsible/Accountable/Consulted/Informed)マトリクスがよく使われる。正解はエ。
選択肢ごとの解説
- コスト見積りの方法は,プロジェクトのコストマネジメント計画や見積り手法の選択に関係する事項であり,どのスキルを持つ人材をどの作業に配置するかという人員配置の判断基準とは直接連動しない。
- 作業進捗の報告方法はコミュニケーションマネジメントやステータス報告の手順に関係する事項である。報告ルートや頻度を決めることはできるが,それだけではどの人材をどのポジションに置くかを判断する根拠にはなりにくい。
- 成果物の受入基準は品質マネジメントや検収に関する事項である。どんな状態になれば完成とみなすかの基準であり,配置する人材のスキルや役割を決める判断材料として直接的ではない。
- 割り当てる役割と責任を明確にすることで,各作業に必要な専門知識・スキル・権限が特定され,適切な人材を選定・配置できる。RACI分析などによる役割・責任の可視化が適切なメンバ配置の前提となる。正解。
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