ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期) 問39「ソフトウェア保守で実施する活動として,適切なものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「マネジメント系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約72%です。
正解
エ. 本番稼働中のシステムに対して,法律改正に適合させるためにプログラムを修正する。
正答率 72.5%(846人中 613人が正解)
問題の解説
ソフトウェア保守は本番稼働後のシステムに対する変更活動であり,JIS X 0161などで4種類に分類される。修正保守(バグ修正)・適応保守(環境変化対応・法改正対応)・完全化保守(機能追加・性能改善)・予防保守(品質向上・将来の問題防止)。法律改正に適合させるプログラム修正は適応保守に該当する。正解はエ。
選択肢ごとの解説
- 初期パスワードの発行はユーザアカウント管理や運用業務であり,ソフトウェアのソースコードや機能を変更する保守活動には当たらない。利用者管理はシステム運用管理の一環として別カテゴリで扱われる。
- 新規システムの開発時に保守しやすい設計を検討するのは開発プロセス内の設計・計画活動である。稼働後のシステムに変更を加える保守活動とは時点が異なり,「稼働前の設計品質向上」という位置づけ。
- 新規システムの受入れテストは,ベンダが完成させたシステムが要件を満たすかを発注者が確認するテスト工程であり,稼働後の保守活動ではなく,本番稼働前の検収・受入フェーズの作業。
- 本番稼働中のシステムを法律改正に適合させるためにプログラムを修正することは,外部環境の変化(法改正)に対応する適応保守に該当する。稼働済みシステムへの変更という保守の定義を満たす典型例。正解。
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