ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期) 問8「不良品や故障,クレームなどの件数を原因別や状況別に分類し,それを大きい順に並べた…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「マネジメント系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約83%です。
正解
ウ. パレート図
正答率 83.4%(976人中 814人が正解)
問題の解説
QC7つ道具の一つであるパレート図は,不良品やクレームなどの件数を原因・種類別に集計し,多い順に並べた棒グラフと,その累積比率を折れ線グラフで重ねた図である。パレートの法則(80:20の法則)に基づき,全体の約80%の問題が約20%の原因に起因することを視覚化し,改善の重点項目を特定するのに活用される。正解はウ。
選択肢ごとの解説
- 管理図(Control Chart)は,製品の品質特性を時系列で打点し,管理上限線・管理下限線と比較して工程が統計的管理状態にあるかを確認するQCツールである。原因別件数を大きい順に並べる図ではなく,工程の経時的な安定性確認に使われる。
- 系統図(Tree Diagram)は,目的を達成するための手段を階層的にツリー状に展開する図であり,問題解決の手段の体系化に使う。棒グラフと累積折れ線を組み合わせた構成ではなく,件数の順位付けには使わない。
- パレート図は原因別・状況別に件数を多い順の棒グラフで表し,右端の縦軸に累積比率の折れ線グラフを重ねた図である。問題文の「大きい順に並べた棒グラフ+累積和の折れ線」という説明に完全一致する。正解。
- マトリクス図(Matrix Diagram)は,複数の要因間の関係や対応を行列形式で整理する図であり,行と列の交点に関係の強弱などを記入する。原因別件数の多い順並べや累積線の表示とは無関係な図である。
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