ITパスポート試験 ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期)7: 財務分析によって得られる指標とその値に関する記述a〜cのうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 自己資本比率は,数値が大きいほど財務の安全性が高いと

ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期)
Q 77 / 100
財務分析によって得られる指標とその値に関する記述a〜cのうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 自己資本比率は,数値が大きいほど財務の安全性が高いと考えられる。 b 総資産回転率は,数値が大きいほど総資産の回転期間が長くなると考えられる。 c 流動比率は,数値が小さいほど支払能力が高いと考えられる。
この問の正解率:60.91%(985件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

財務分析によって得られる指標とその値に関する記述a〜cのうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 自己資本比率は,数値が大きいほど財務の安全性が高いと考えられる。 b 総資産回転率は,数値が大きいほど総資産の回転期間が長くなると考えられる。 c 流動比率は,数値が小さいほど支払能力が高いと考えられる。

選択肢

  • .a
  • .a, b
  • .a, c
  • .b

正解

. a

解説

財務分析の主要指標を正しく理解することが重要。自己資本比率=自己資本÷総資本で,高いほど負債依存度が低く財務安全性が高い(a=正しい)。総資産回転率=売上高÷総資産で,高いほど資産を効率よく売上に変換しており,回転期間は短い(b=誤,回転期間が長くなるとは逆)。流動比率=流動資産÷流動負債で,高いほど短期支払能力が高い(c=誤,小さいほど高いとは逆)。よって適切なのはaだけでア。

選択肢ごとの解説

  • .aだけが適切である。自己資本比率が高いほど返済不要の自己資本が多く,倒産リスクが低い安全な財務構造を示す。一般に自己資本比率40%以上が安全性の目安とされる。正解。
  • .bが不適切であるため,a,bの組合せは誤り。総資産回転率は高いほど資産効率が高く,回転期間(総資産÷売上高×365日)は短くなる。「大きいほど回転期間が長い」は逆の解釈である。
  • .cが不適切であるため,a,cの組合せは誤り。流動比率=流動資産÷流動負債×100(%)で,200%以上が望ましいとされる。この比率が小さいほど流動負債に対して流動資産が不足し,短期支払能力は低下する。
  • .bだけを適切とする選択肢だが,bは「回転率が大きいほど回転期間が長い」という誤った記述を含む。適切な記述はaのみであり,この選択肢は不正解。

ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期)過去問一覧へ戻る・問7