ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期) 問41「共通フレーム(Software Life Cycle Process)の利用に関…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「マネジメント系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約61%です。
正解
ウ. ソフトウェアを中心としたシステムの開発及び取引のプロセスを明確化しており,必要に応じて修整して利用する。
正答率 61.2%(1,076人中 658人が正解)
問題の解説
共通フレーム(Software Life Cycle Process,SLCP)はソフトウェア開発・取引のプロセスを共通の枠組みで整理したものであり,日本では経済産業省のIPAが策定している。特定の契約形態に限定されず,全ライフサイクルに適用可能。また,プロジェクトの実態に合わせてプロセスを取捨選択・修整して利用することが原則。正解はウ。
選択肢ごとの解説
- 共通フレームは請負契約だけでなく,準委任,派遣,内製など多様な取引・開発形態に適用できるように設計されている。特定の契約形態に限定して利用することを目的とした規格ではない。
- システム監査人の行為規範はシステム監査基準や監査人の倫理規定などで定められるものであり,共通フレームの目的ではない。共通フレームは開発・取引のプロセスを明確化するためのものであり,監査基準や行為規範とは別の文書。
- 共通フレームはソフトウェアを中心としたシステムの開発及び取引のプロセスを整理した枠組みで,対象プロジェクトや組織の実情に応じて不要なプロセスを省略したり,追加したりする修整(テーラリング)を前提としている。正解。
- 共通フレームに記載された作業範囲や作業項目はあくまでも参照すべき標準的な枠組みであり,すべてをそのまま適用することを推奨するものではない。プロジェクトの規模,リスク,契約形態に合わせた修整が明示的に認められている。
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