ITパスポート試験 ITパスポート 2018年 (平成30年 秋期)75: DBMSにおいて,一連の処理が全て成功したら処理結果を確定し,途中で失敗したら処理前の状態に戻す特性をもつものはどれか。

ITパスポート 2018年 (平成30年 秋期)
Q 7575 / 100
DBMSにおいて,一連の処理が全て成功したら処理結果を確定し,途中で失敗したら処理前の状態に戻す特性をもつものはどれか。
この問の正解率:59.77%(885件)

解説

ITパスポート 2018年 (平成30年 秋期) 問75「DBMSにおいて,一連の処理が全て成功したら処理結果を確定し,途中で失敗したら処…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約60%です。

正解

. トランザクション

正答率 59.8%(885人中 529人が正解)

問題の解説

トランザクション(Transaction)はDBMSが処理する一連の操作をまとめて管理する論理的な処理単位。ACID特性(Atomicity原子性・Consistency一貫性・Isolation独立性・Durability持続性)を持ち、全操作が成功すればコミット(更新確定・永続化)、途中で失敗すればロールバック(元の状態に戻す)が保証される。銀行振込(口座Aからの出金とBへの入金を1トランザクションにまとめ、どちらか一方だけ処理されることを防ぐ)が典型的な活用例として広く知られている。

選択肢ごとの解説

  • 誤り。インデックス(Index=索引)はデータベースの検索を高速化するための補助的なデータ構造。主キーや頻繁に検索する列に設定することで全件スキャン(フルテーブルスキャン)を回避し検索速度を向上させる仕組みであり、一連の処理を確定または元に戻すトランザクション機能とは全く別の概念。
  • 正解。トランザクションは一連の処理を1単位として管理し、全成功時はコミット(DB更新確定)・途中失敗時はロールバック(処理前の状態に復元)するACID特性を持つ仕組み。データの整合性維持とシステム障害からの回復を保証するデータベースの根幹機能であり、複数テーブルにまたがる複雑な更新処理を安全に実行できる。
  • 誤り。レプリケーション(Replication)はデータベースのデータを別のサーバ(レプリカ)に複製・同期する仕組み。読取り負荷の分散・高可用性の確保・障害時のフェイルオーバーを目的として使われる。一連の処理の確定・取消しを行うトランザクションの機能とは異なる目的・仕組みを持つ。
  • 誤り。ログ(Log=ジャーナル)はデータベースへの操作履歴(更新前・更新後のデータ、トランザクションの開始・終了等)を記録したもの。障害発生時のロールバックロールフォワード(障害回復)でログが使われるが、ログ自体がトランザクションの確定・取消しを行う機能ではなく、その基盤となる記録機構である。

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