ITパスポート 2018年 (平成30年 秋期) 問83「SIMカードの説明として,適切なものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約76%です。
正解
イ. 携帯電話機などに差し込んで使用する,電話番号や契約者IDなどが記録されたICカード
正答率 76.2%(1,022人中 779人が正解)
問題の解説
SIM(Subscriber Identity Module)カードは移動体通信サービス(携帯電話・スマートフォン)で使われるICカードで、電話番号・契約者ID(IMSI:International Mobile Subscriber Identity)・認証キー・ネットワーク接続情報などが記録されている。端末に差し込むことで通信事業者のネットワーク認証を行い通話・データ通信が可能になる。SIMカードを別の端末に差し替えると同じ電話番号・契約でその端末が使える。SIMフリー端末はキャリアを問わず任意のSIMが使える端末を指す。
選択肢ごとの解説
- 誤り。インターネットバンキング等のセキュリティ目的で使い捨てパスワードを時刻同期等で生成するカード型・キーホルダー型装置はハードウェアトークン(OTP生成器)の説明。ワンタイムパスワードを物理デバイスで生成する認証補助ツールであり、通信事業者への加入者認証情報を保持するSIMカードとは全く異なる。
- 正解。SIM(Subscriber Identity Module)カードは携帯電話・スマートフォンに差し込み電話番号・契約者ID(IMSI)・認証情報などの加入者識別情報を保持するICカード。通信事業者のネットワーク認証に使用され通話・データ通信を可能にする。SIM差し替えにより異なる端末で同じ番号を利用できる。
- 誤り。デジタルカメラ・スマートフォン・PCで使うコンテンツ(写真・動画・データ)保存用の大容量メモリカードはSDカード(SDメモリーカード:Secure Digital Memory Card)の説明。フラッシュメモリを使った汎用ストレージデバイスであり加入者情報を格納するSIMカードとは全く別の用途・構造を持つ。
- 誤り。デジタル放送受信機のスクランブル(暗号化)解除に使われるカードはB-CAS(BS Conditional Access Systems)カードの説明。日本のBS・CS・地上デジタル放送の有料コンテンツ視聴制御に使われる放送セキュリティカードであり、モバイル通信の加入者認証を担うSIMカードとは全く異なる目的・用途を持つ。
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