応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和4年度春期 午前1: 浮動小数点数を,仮数部が7ビットである表示形式のコンピュータで計算した場合,情報落ちが発生しないものはどれか。ここで,仮数部が7ビットの表示形式とは次のフォーマ

応用情報技術者試験 令和4年度春期 午前
Q 11 / 80
浮動小数点数を,仮数部が7ビットである表示形式のコンピュータで計算した場合,情報落ちが発生しないものはどれか。ここで,仮数部が7ビットの表示形式とは次のフォーマットであり,( )2内は2進数,Yは指数である。また,{ }内を先に計算するものとする。 (1.X1 X2 X3 X4 X5 X6 X7)2×2Y
この問の正解率:40.89%(247件)

解説

応用情報技術者試験 令和4年度春期 午前 問1「浮動小数点数を,仮数部が7ビットである表示形式のコンピュータで計算した場合,情報…」の正解と解説です。応用情報技術者試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約41%です。

正解

. {(1.1)2×2-3+(1.0)2×2-4}+(1.0)2×25

正答率 40.9%(247人中 101人が正解)

問題の解説

情報落ちは、指数(桁)が大きく異なる数どうしの加減算で、小さい方の数の仮数を指数の大きい方にそろえる際、仮数部の表現可能ビット数(ここでは7ビット)に収まりきらず下位の桁が捨てられる現象です。各選択肢を{ }内から順にトレースし、「大きい数」と「小さい数」をそろえたとき小数点以下の有効桁が7ビットを超えるかを調べると、超えなければ情報落ちは起きません。正解のアは{ }内が(1.1)2×2⁻³+(1.0)2×2⁻⁴=(1.0)2×2⁻²と近い指数どうしの和で誤差なく0.25になり、続く0.25と2⁵(=32)の加算では指数差が7なので0.25の先頭の1がちょうど仮数部7ビット目に収まり、桁が捨てられず情報落ちが発生しません。

選択肢ごとの解説

  • { }内は指数差1の加算で(1.0)2×2⁻²(=0.25)になり誤差なし。これと2⁵の指数差は7で、0.25の有効ビットがちょうど仮数部7ビット目に入り捨てられないため、情報落ちが発生しない正解。
  • { }内は0.1875−0.0625=0.125=(1.0)2×2⁻³。これと2⁵の指数差は8となり、0.125の先頭の1が仮数部7ビットの外(8桁目)に押し出されて捨てられるため情報落ちが発生する。
  • { }内で先に2⁵(=32)と(1.1)2×2⁻³(=0.1875)を加算する。指数差が8あるため0.1875がそろえる段階で仮数部に収まらず、この時点で情報落ちが発生する。
  • { }内で先に2⁵(=32)と(1.0)2×2⁻⁴(=0.0625)を減算する。指数差が9と最も大きく、0.0625の有効桁が仮数部7ビットを大きく超えて捨てられるため情報落ちが発生する。

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