問題本文
パレート図の使用が最も適切である分析対象はどれか。
選択肢
- ア.生産工程の信頼性
- イ.製品の重量のばらつき
- ウ.品質不良の要因ごとの構成比率
- エ.二つの変動要素の間の関係
解説
パレート図はQC七つ道具の一つで,項目を件数の多い順に棒グラフで並べ,累積比率を折れ線で示した複合グラフ.「重要な少数」 (vital few) を可視化する手法で,品質不良の要因分析やABC分析の基礎として広く使われる.混同しやすいQCツールとしてヒストグラム (分布) ,散布図 (2変数の相関) ,管理図 (工程の信頼性) ,特性要因図 (原因と結果の魚骨図) があり,目的別に使い分ける.累積比率の折れ線で重点課題を把握できる点が本質.
選択肢ごとの解説
- ア.生産工程の信頼性は管理図 (X-R管理図など) で時系列の変動を監視するのが適切.工程の安定性や異常の早期検出が目的で,構成比率を見るパレート図とは用途が異なる.QC七つ道具の中でも目的別に使い分けることが重要.
- イ.製品重量のばらつきはヒストグラムで分布の形状 (正規分布か,二峰性か等) を把握するのが適切.データの散らばりや偏りを視覚化する用途で,項目順に並べて構成比を見るパレート図には適さないツール.覚え方や類似用語の
- ウ.正解.品質不良の要因を発生件数の多い順に並べて主要因 (累積70-80%を占める少数項目) を特定するのはパレート図の典型用途.ABC分析の基礎となり,改善対象の優先順位付けに使う重要な品質管理手法である.覚え
- エ.二つの変動要素の関係は散布図で点の集まりから相関の有無や強さを判断する.正の相関,負の相関,無相関を視覚的に評価する用途で,QC七つ道具の一つだがパレート図とは別物.目的に応じた使い分けが鍵.覚え方や類似用語の
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