ITパスポート 2009年 (平成21年 秋期) 問78「RAIDの利用目的として,適切なものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約58%です。
正解
ア. 複数のハードディスクに分散してデータを書き込み,高速性や耐故障性を高める。
正答率 57.8%(1,197人中 692人が正解)
問題の解説
RAID (Redundant Arrays of Inexpensive Disks) は複数のハードディスクを組み合わせて1台のように扱う技術である.データの分散書込み (ストライピング) で高速化したり,複製 (ミラーリング) で耐故障性を高めたりする.RAID 0 (ストライピング,高速) ,RAID 1 (ミラーリング,冗長) ,RAID 5 (パリティ分散,容量と耐故障性のバランス) 等の方式がある.「高速性と耐故障性」が利用目的.
選択肢ごとの解説
- 正解.複数HDDへの分散書込み (ストライピング) や複製 (ミラーリング) によって高速性・耐故障性を高めるのがRAIDの利用目的となる.基本的な利点を端的に表現したRAIDの本来の機能.覚え方や類似用語の区
- 設置スペースの縮小はRAIDの目的ではない.むしろ複数HDDを使うため,1台より物理スペースは多く必要となるためこの記述は事実と逆の主張で,RAIDの目的の理解として不適切.覚え方や類似用語の区別を整理しておく
- 複数世代のバックアップ保存はRAIDの目的ではなく,バックアップシステムの役割となる.RAIDはディスク障害対応であり,世代管理は別の仕組み (バックアップソリューション) で行う作業.覚え方や類似用語の区別を
- ネットワーク経由で複数PCから共有するのはNAS (Network Attached Storage) の説明となる.RAIDはストレージ内部の仕組みで,ネットワーク共有とは別概念で,別の技術領域となる.覚え方
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