ITパスポート 2010年 (平成22年 秋期) 問12「意匠法における意匠の説明として、最も適切なものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「ストラテジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約85%です。
正解
エ. 物の形状や模様、色彩などで表した商品のデザイン
正答率 85.4%(1,832人中 1,565人が正解)
問題の解説
意匠法における意匠とは、物品の形状・模様・色彩などで表した工業上の商品デザインを指し、産業財産権の一つ「意匠権」で保護される.混同注意として、特許法は自然法則を利用した発明、著作権法は思想・感情を文章・音・絵などで創作的に表現した著作物、商標法は文字・図形・記号などで表す商品マーク(ブランド名・トレードマーク等).「意匠=見た目のデザイン」「商標=マーク」「特許=技術的発明」と整理して覚える.
選択肢ごとの解説
- 自然法則を利用した技術的思想に基づいて発明したものは特許法の保護対象である発明.意匠法の「意匠」の定義ではなく、技術的アイデアを保護する別の産業財産権の対象であるため不適切.
- 思想又は感情を文章や音、絵などで創造的に表現したものは著作権法の保護対象である著作物.産業財産権ではなく文化的創作物の保護であり、意匠法の定義とは異なる.
- 文字や図形、記号、立体的形状などで表した商品のマークは商標法の保護対象である商標.ブランド表示として識別機能を保護する権利で、デザインの保護を目的とする意匠法とは別.
- 正解.物の形状や模様、色彩などで表した商品のデザインが意匠法の保護対象である意匠.工業デザインの保護を目的とする産業財産権の一つで、設問定義に完全一致する用語の説明.
ITパスポート 2010年 (平成22年 秋期) の過去問一覧に戻る・問12