ITパスポート 2010年 (平成22年 秋期) 問17「経営戦略に基づいた情報システム戦略の策定とその実現に直接の責任をもつ役職はどれか…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「ストラテジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約77%です。
正解
ウ. CIO
正答率 77.3%(2,047人中 1,583人が正解)
問題の解説
情報システム戦略の策定とその実現に直接の責任を持つのはCIO(Chief Information Officer、最高情報責任者).経営戦略と整合した情報戦略を立案・推進する役割を担う最高経営層の役職である.混同注意として、CFO(Chief Financial Officer)は財務責任者、COO(Chief Operating Officer)は業務執行責任者、CCO(Chief Compliance Officer等)は法令遵守責任者.「IT戦略の責任者=CIO」が定番.近年はDX推進のためCDO(Digital Officer)を置く企業も増えている.
選択肢ごとの解説
- CCO(Chief Compliance Officer・Chief Customer Officer等)はコンプライアンスや顧客対応を統括する最高責任者であり、企業によって役割が異なる.情報システム戦略の策定責任者ではないため設問の定義に該当しない.
- CFO(Chief Financial Officer)は最高財務責任者で、資金調達・財務会計・予算管理など財務面を統括する.IT戦略の策定責任ではなく金銭面の統括が主務であり、情報システム戦略の責任者ではない.
- 正解.CIO(Chief Information Officer)は情報戦略の立案・実施を主導する最高情報責任者.経営戦略と整合した情報システム戦略の策定とその実現に直接責任を持つ役職で、設問定義に完全一致.
- COO(Chief Operating Officer)は最高執行責任者で、企業の業務執行全般を統括する役職.CEOの右腕として現場運営を統括するが、情報システム戦略の直接の責任者という位置づけではない.
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