ITパスポート試験 ITパスポート 2011年 (平成23年 特別)21: 製造・販売業A社の損益分岐点売上高を下げる施策として,最も適切なものはどれか。

ITパスポート 2011年 (平成23年 特別)
Q 2121 / 88
製造・販売業A社の売上高を下げる施策として,最も適切なものはどれか。
この問の正解率:63.62%(1,443件)

解説

ITパスポート 2011年 (平成23年 特別) 問21「製造・販売業A社の損益分岐点売上高を下げる施策として,最も適切なものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「ストラテジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約64%です。

正解

. 人件費の抑制と,間接部門の合理化を進める。

正答率 63.6%(1,443人中 918人が正解)

問題の解説

損益分岐点売上高=固定費÷(1-変動費率)の公式で計算する。これを下げる施策は: ①固定費を減らす、②変動費率を下げる(=単価UPまたは変動費単価DOWN)。人件費抑制(=固定費の人件費部分)と間接部門合理化(=固定費削減)は両方とも固定費の削減策で、損益分岐点を確実に下げる。設備追加は減価償却費等の固定費増、販売価格引下は変動費率上昇に繋がり逆効果で損益分岐点を上げてしまう点に注意。

選択肢ごとの解説

  • 不正解。設備追加は減価償却費・維持管理費などの固定費を増やすため、損益分岐点売上高は上昇してしまう(逆効果)。生産能力増は売上拡大に寄与しても、分岐点自体は悪化する。
  • 正解。人件費(固定費部分)抑制と間接部門合理化は固定費削減策の代表。固定費÷(1-変動費率)の分子が小さくなるため、損益分岐点売上高は確実に低下する。リストラ・組織スリム化の典型効果。
  • 不正解。販売価格一定で販売数量を増やすのは売上拡大策であり、損益分岐点を「下げる」のではなく、分岐点を「超えやすくする」だけ。分岐点そのもの(変動費率と固定費の関数)は不変。
  • 不正解。販売価格を下げると変動費率(=変動費÷売上高)が上昇するため、1-変動費率が小さくなり、結果として損益分岐点売上高は上昇する。値下げは利益構造を悪化させる。

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