問題本文
内部統制機能を構築するに当たって,仕事の役割分担や仕事の権限を明確にすることを何というか。
選択肢
- ア.職務分掌
- イ.内部監査
- ウ.モニタリング
- エ.リスクの分析
解説
職務分掌は内部統制の中で、担当者間の相互けん制のために権限と責任を分割・明確化する仕組み。例: 申請者と承認者を分ける、調達担当と支払担当を分ける、開発担当と運用担当を分ける。これにより不正・誤謬の発生を抑制し、内部統制を実効化する。内部監査は組織内部での監査活動、モニタリングは業務遂行・成果の継続的確認、リスク分析はリスクの大きさ算定で、いずれも職務分掌とは別概念。
選択肢ごとの解説
- ア.正解。職務分掌は仕事の役割分担と権限を明確化することで、相互けん制を働かせ不正・誤謬を防止する内部統制の基本手法。担当を分けることで一人が完結できないようにする。
- イ.不正解。内部監査は組織内部で行う独立した監査活動であり、役割分担そのものではない。監査機能の話で、職務の分担とは別の論点。
- ウ.不正解。モニタリングは業務遂行や成果を継続的に確認する活動。役割分担の明確化ではなく、運用状況の点検・観察が主目的。
- エ.不正解。リスクの分析はリスクマネジメントの一段階(発生確率・影響度の評価)であり、職務分担とは別。リスク評価の手法。
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