問題本文
システム評価の方法であるベンチマークテストに関する記述として,最も適切なものはどれか。
選択肢
- ア.システムの可用性を,システムが正常に稼働している割合で評価する。
- イ.システムの処理能力を,標準的なプログラムやデータを用いて評価する。
- ウ.システムの信頼性を,障害が回復してシステムが復旧してから,次の障害が発生してシステムが停止するまでの平均時間で評価する。
- エ.システムの保守性を,システムが故障で停止してから復旧するまでの平均時間で評価する。
正解
イ. システムの処理能力を,標準的なプログラムやデータを用いて評価する。
解説
ベンチマークテストは標準的なプログラム・データを実際に実行させ、処理時間など性能を客観的に評価する手法。CPU性能比較やDBMS性能評価などに用いる。可用性は稼働率(MTBF/(MTBF+MTTR))で評価、信頼性はMTBF(平均故障間隔)、保守性はMTTR(平均修復時間)で評価。性能評価がベンチマークテストの本質で、可用性・信頼性・保守性とは別の評価軸。
選択肢ごとの解説
- ア.不正解。可用性を稼働割合で評価するのは稼働率評価の説明。ベンチマークテストは性能(処理時間)評価が目的で、可用性評価とは別。
- イ.正解。ベンチマークテストは標準的なプログラム(ベンチマーク)とデータを使ってシステムの処理能力(処理時間・スループット等)を評価する手法。CPU性能比較やDBMS性能評価などに広く用いる。
- ウ.不正解。MTBF(Mean Time Between Failures=平均故障間隔)による評価は信頼性評価の説明。ベンチマークテストとは異なる評価指標で、故障の頻度を示す。
- エ.不正解。MTTR(Mean Time To Repair=平均修復時間)による評価は保守性評価の説明。ベンチマークテストではなく、復旧の速さを示す指標。
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