ITパスポート試験 ITパスポート 2013年 (平成25年 秋期)10: サービス指向アーキテクチャ(SOA)における"サービス"を構成する要素として,適切なものはどれか。

ITパスポート 2013年 (平成25年 秋期)
Q 1010 / 100
サービス指向アーキテクチャ()における"サービス"を構成する要素として,適切なものはどれか。
この問の正解率:79.67%(2,100件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

サービス指向アーキテクチャ(SOA)における"サービス"を構成する要素として,適切なものはどれか。

選択肢

  • .顧客からの問合せや要求,クレームに対するコールセンタの処置の単位
  • .顧客の要望に合わせてシステムインテグレータが提供するソリューションの単位
  • .利用者側から見たビジネスプロセス上で意味をもつ独立した機能の単位
  • .利用部門からの要求に対する情報システム部門での開発や変更などの単位

正解

. 利用者側から見たビジネスプロセス上で意味をもつ独立した機能の単位

解説

SOA(Service Oriented Architecture,サービス指向アーキテクチャ)におけるサービスとは,利用者(ビジネス利用者)から見たビジネスプロセス上で意味をもつ独立した機能単位を指します。これらサービスを疎結合に組み合わせることでシステム全体を構築し,再利用性・柔軟性・変更容易性を高めます。Webサービス(SOAP,REST)やAPIを用いて実装することが多く,SOAは2000年代以降のエンタープライズ開発の主要設計指針です。マイクロサービスアーキテクチャはSOAの発展形と位置づけられます。

選択肢ごとの解説

  • .コールセンタの処置単位は業務運用上のサービス対応単位であり,ソフトウェア設計思想であるSOAの構成要素とは無関係。SOAは情報システム設計の話で,コールセンタの業務単位とは異なるレイヤーのため誤り。
  • .SIer(システムインテグレータ)が提供するソリューション単位はビジネス契約・受託開発単位の話。プロジェクト管理上の単位であり,SOAはシステム内部の設計思想に関する概念のため,契約単位とは異なるため誤り。
  • .正解。利用者側から見たビジネスプロセス上で意味をもつ独立した機能の単位がSOAでいうサービス。再利用性と疎結合,標準インタフェースが特徴で,Webサービス(SOAP/REST)やAPIを用いて実装される。
  • .情報システム部門での開発や変更の単位はプロジェクト管理や変更管理の話であり,SOAの設計上のサービス単位とは異なる概念のため誤り。SOAは利用者視点のビジネス機能を単位とする設計思想。

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