ITパスポート試験 ITパスポート 2013年 (平成25年 秋期)3: ROE(Return On Equity)を説明したものはどれか。

ITパスポート 2013年 (平成25年 秋期)
Q 33 / 84
ROE(Return On Equity)を説明したものはどれか。
この問の正解率:65.03%(1,081件)

解説

ITパスポート 2013年 (平成25年 秋期) 問3「ROE(Return On Equity)を説明したものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「ストラテジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約65%です。

正解

. 自己資本に対して,どれだけの利益を生み出したかを表す指標

正答率 65.0%(1,081人中 703人が正解)

問題の解説

ROE(Return On Equity,自己資本利益率)は,株主の出資である自己資本に対し,当期純利益をどれだけ生み出したかを示す指標です。計算式は当期純利益÷自己資本×100(%)で,株主視点での収益性を測る代表的な指標です。混同しやすいのはROA(Return On Assets,総資産利益率=当期純利益÷総資産)で総資産ベース,PER(Price Earnings Ratio,株価収益率=株価÷1株当たり利益)で株価の割安性指標,EVA(Economic Value Added)で資本コストを上回る付加価値です。これらの違いを問う頻出問題です。

選択肢ごとの解説

  • 株主だけでなく債権者を含む資金提供者の立場から総資産全体の収益性を表すのはROA(Return On Assets,総資産利益率)の説明。計算式は当期純利益÷総資産で,ROEが自己資本を分母とするのに対しROAは総資産を分母とする点が大きな違いとなる。
  • 資本コストを上回る付加価値を生み出したかを示す指標はEVA(Economic Value Added,経済的付加価値)で,税引後営業利益から資本コストを差し引いて求める。ROEは自己資本に対する利益率を示すだけで,資本コストとの比較は別概念のため誤り。
  • 現在の株価が1株当たり利益(EPS)の何倍かを表すのはPER(Price Earnings Ratio,株価収益率)。株価÷EPSで計算し,株価の割安・割高判断に用いる市場指標であり,ROE(自己資本利益率)とは分母も意味も異なるため誤り。
  • 正解。自己資本に対して当期純利益をどれだけ生み出したかを表すのがROE(自己資本利益率)そのもの。式は当期純利益÷自己資本×100(%)で,株主視点の収益性指標として最も基本的な財務指標の一つであり,投資判断の基本値となる。

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