ITパスポート試験 ITパスポート 2013年 (平成25年 秋期)26: TOBの説明として,適切なものはどれか。

ITパスポート 2013年 (平成25年 秋期)
Q 2626 / 100
TOBの説明として,適切なものはどれか。
この問の正解率:56.65%(1,518件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

TOBの説明として,適切なものはどれか。

選択肢

  • .買付の期間,株数,価格などを公表して,市場外で特定企業の株式を買い付けること
  • .企業間で出資や株式の持合いなどの協力関係を結ぶこと
  • .企業の経営陣が自社の株式を取得して,自らオーナになること
  • .買収先企業の資産を担保にした借入れによって,企業を買収すること

正解

. 企業間で出資や株式の持合いなどの協力関係を結ぶこと

解説

TOB(Take Over Bid,株式公開買付け)は,買付期間・株数・価格などを公表して,市場外で不特定多数の株主から株式を買い集める手法で,経営権取得を目的とすることが多いM&Aの一形態です。混同しやすいのはMBO(Management Buy Out,経営陣による自社株取得),LBO(Leveraged Buy Out,買収先資産担保借入での買収),資本提携・業務提携(出資や持合いによる協力関係)で,それぞれ別の企業買収・提携手法です。買収戦略の選択肢として代表的なものを整理することが重要です。

選択肢ごとの解説

  • .正解。買付期間・株数・価格などを公表し市場外で特定企業の株式を買い付けるのがTOB(Take Over Bid,株式公開買付け)。経営権取得を目的とした敵対的・友好的買収の手法として用いられ,株主に公平な機会を提供する制度。
  • .出資や持合いの協力関係は資本提携・業務提携であり,TOBとは異なる。戦略的アライアンスとも呼ばれ,株式公開買付けではない別の協力形態のため誤り。買収ではなく協力関係構築が目的。
  • .経営陣による自社株取得はMBO(Management Buy Out,マネジメント・バイアウト)で,TOBとは異なる。経営陣が自らオーナーになる手法で,上場廃止して非公開化することが多い。主体が異なるため誤り。
  • .買収先企業の資産を担保にした借入れで買収するのはLBO(Leveraged Buy Out,レバレッジド・バイアウト)で,TOBとは異なる手法のため誤り。買収資金の調達手段による分類で,てこ(レバレッジ)の効いた買収。

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