ITパスポート 2013年 (平成25年 春期) 問38「プロジェクトに関する変更項目a〜cのうち,プロジェクト・スコープでの変更管理の対…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「マネジメント系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約70%です。
正解
イ. a, b
正答率 70.0%(1,210人中 847人が正解)
問題の解説
プロジェクト・スコープの変更管理は,プロジェクトで実施すべき作業範囲・成果物の変更を対象とする.aの「該当プロジェクト中に発生する関連法規の変更」は要件変更につながりスコープに影響するため対象.bの「顧客要求事項の変更」はスコープ変更の典型で当然対象.cの「プロジェクトメンバの所属部署名の変更」はメンバ自体は変わらず単に組織名が変わるだけで,プロジェクトで実施する作業範囲には影響しないためスコープ変更管理の対象外.以上から対象はa,bであり,それを過不足なく挙げたイが正解.アはbが不足,ウはcを含む,エはaが不足でいずれも不適.
選択肢ごとの解説
- aだけを挙げているが,b(顧客要求事項の変更)もプロジェクトで実施すべき作業範囲に直接影響するスコープ変更の典型例.顧客要求が変われば機能・成果物の範囲が変わるためスコープ変更管理の中心対象である.bを欠く本選択肢は変更管理の対象範囲として不完全で誤り.
- 正解.a(関連法規の変更に伴う要件変更)とb(顧客要求事項の変更)はいずれもプロジェクトで実施すべき作業範囲・成果物に直接影響する事項でスコープ変更管理の対象.cの所属部署名変更は単なる組織情報の変化で作業範囲には影響せず,対象外となるためa・bだけを挙げる本選択肢が適切.
- a・b・cすべてを変更管理対象とするが,c(プロジェクトメンバの所属部署名の変更)はメンバ自身に変動はなく単に組織名・呼称が変わるだけ.プロジェクトで実施する作業範囲・成果物に影響を与えないためスコープ変更管理の対象外で,これを含む本選択肢は対象範囲を広く取りすぎており誤り.
- bとcを挙げているが,a(関連法規の変更)はプロジェクトの要件・スコープに直接影響する重要事項で対象として外せない.また所属部署名変更cは作業範囲に影響せず対象外.正しく対象とすべきaを欠き,対象外のcを含む組合せのため二重に誤りで不適切.
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