ITパスポート試験 ITパスポート 2013年 (平成25年 春期)44: 作業項目の順序関係や依存関係を表すことができ,プロジェクトのスケジュール作成において使用する図として,適切なものはどれか。

ITパスポート 2013年 (平成25年 春期)
Q 4444 / 100
作業項目の順序関係や依存関係を表すことができ,プロジェクトのスケジュール作成において使用する図として,適切なものはどれか。
この問の正解率:75.82%(943件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

作業項目の順序関係や依存関係を表すことができ,プロジェクトのスケジュール作成において使用する図として,適切なものはどれか。

選択肢

  • .アローダイアグラム
  • .管理図
  • .特性要因図
  • .パレート図

正解

. アローダイアグラム

解説

作業項目の順序関係や依存関係を表しプロジェクトのスケジュール作成に使用する図はアローダイアグラム(矢線図,PERT図).作業を矢印,結合点を丸印で表し,作業の前後関係・並行関係・依存関係を可視化する.クリティカルパス(最長経路)の特定や日程の余裕分析にも使われ,プロジェクト管理の基本ツール.管理図は工程の品質管理(統計的工程管理)用,特性要因図(フィッシュボーン図)は原因と結果の関係整理用,パレート図は項目別構成比+累積百分率を示す品質管理用で,いずれも作業の順序関係を表す図ではない.以上から正解はア.

選択肢ごとの解説

  • .正解.アローダイアグラム(矢線図・PERT図)は作業を矢印,結合点を丸印(ノード)で表し,作業項目の順序関係・依存関係・並行関係を可視化する図.プロジェクトのスケジュール作成,クリティカルパスの特定,余裕日数の計算などプロジェクトマネジメントの中核ツールとして広く使われる.
  • .管理図は工程の品質を統計的に管理するために,測定値の時間的変化を時系列にプロットし管理限界線(上方管理限界・下方管理限界)とともに描画したグラフ.工程の異常を検知して継続的な品質改善につなげる品質管理ツール(QC7つ道具の一つ)で,作業項目の順序関係や依存関係を表すスケジュール作成図ではないため誤り.
  • .特性要因図(フィッシュボーン図)は結果(特性)に対して影響を与える原因(要因)を魚の骨状に整理する図で,原因と結果の関係を可視化するQC7つ道具の一つ.品質問題の原因分析に使われる図であり,作業順序や依存関係を示すスケジュール作成図ではないため誤り.
  • .パレート図は項目別の件数や構成比を大きい順に並べた棒グラフと累積百分率を示す折れ線を組み合わせた図で,優先対応すべき要因を特定するQC7つ道具の一つ.「2割の項目で全体の8割を占める」傾向の可視化が得意な重要度分析手法であり,作業項目の順序関係や依存関係を表すスケジュール作成図ではないため誤り.

ITパスポート 2013年 (平成25年 春期)過去問一覧へ戻る・問44