ITパスポート 2013年 (平成25年 春期) 問39「複数のプロジェクト間の調整や各プロジェクトのマネジメントを支援する組織のことをプ…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「マネジメント系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約62%です。
正解
ウ. b, c
正答率 62.2%(1,364人中 848人が正解)
問題の解説
プロジェクトマネジメントオフィス(PMO)は,複数のプロジェクト間の調整やプロジェクトマネジメントの支援を行う組織で,プロジェクト管理標準の整備,テンプレート提供,メソドロジ普及,複数プロジェクト間の要員調整,PMへの助言・教育などを担う.役割として,b(担当要員の調整など組織の共有資源の最適化)とc(プロジェクトマネージャの作業支援)はPMOの典型業務として該当する.一方,a(個々のプロジェクトに対し資金などの財政的支援)は経営層・資金提供部門の役割でPMOの本来業務ではない.以上からb・cを挙げたウが正解.アはaを含み不適,イは全て含み不適,エはbを欠き不完全.
選択肢ごとの解説
- aとbを挙げるが,a(個々のプロジェクトに対する資金などの財政的支援)はPMOの本来の役割ではない.資金提供は経営層・予算部門・スポンサーの判断で行われるもので,PMOはあくまで管理プロセスの標準化と支援を担う組織.aを含む本選択肢は役割範囲を広く取りすぎており誤り.
- a・b・cすべてを役割とするが,a(財政的支援)はPMOの役割ではない.PMOはマネジメント支援組織であり予算・資金提供を行う立場ではない.bとcはPMOの典型業務として適切だが,aを含めると役割の範囲を誤って広げることになるため,本選択肢は誤り.
- 正解.b(担当要員の調整など組織の共有資源最適化)とc(プロジェクトマネージャの作業支援)はPMOの代表的役割.複数プロジェクト間で要員・予算・施設などの共有資源を最適配分し,PMが標準プロセスに沿って円滑に管理できるよう助言・テンプレート・教育などで支援する.aは資金提供で対象外.
- cのみとするが,b(担当要員の調整など組織の共有資源の最適化)もPMOの中核業務として該当する.複数プロジェクトを統合的に見渡し共有資源を効率的に配分するのはPMOならではの機能.bを欠いた本選択肢はPMOの役割を不完全にしか示しておらず誤り.
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