ITパスポート 2013年 (平成25年 春期) 問78「世界の主要な言語で使われている文字を一つの文字コード体系で取り扱うための規格はど…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約75%です。
正解
エ. Unicode
正答率 75.0%(1,517人中 1,137人が正解)
問題の解説
Unicodeは世界の主要言語の文字を一つの文字コード体系で扱う規格で,日本語・中国語・韓国語・アラビア語・ヒンディー語など多言語の文字を統一的に表現できる.実装にはUTF-8・UTF-16・UTF-32などのエンコーディングがある.選択肢ASCIIは英数字+記号の7ビット古典的米国規格(128文字),EUC(Extended Unix Code)は主にUnixで使われた日本語・中国語・韓国語など個別言語向け拡張規格,SJIS(シフトJIS)はDOS/Windows系で広く使われた日本語専用文字コード規格であり,いずれも世界の主要言語をひとつの体系で扱う規格ではない.以上からUnicodeを挙げたエが正解.
選択肢ごとの解説
- ASCII(American Standard Code for Information Interchange)は7ビット128文字の文字コード規格で,英数字・記号・制御文字のみを表現できる古典的な米国規格.日本語など多言語を扱えないため,世界の主要言語を一つの体系で取り扱う規格としては不十分で本問の答えとしては誤り.
- EUC(Extended Unix Code)はUnix系で使われた拡張文字コード規格で,EUC-JP(日本語)・EUC-KR(韓国語)・EUC-CN(中国語簡体字)など言語別に体系が分かれる.各言語ごとに別個の規格を採用するため,世界の主要言語をひとつの体系で扱う規格には該当せず誤り.
- SJIS(シフトJIS)はDOS・Windows系で広く使われた日本語専用の文字コード規格で,JIS漢字を含む日本語表現に最適化されている.英語と日本語の混在は可能だが,世界の他言語を全て統一的に扱う規格ではないため,本問の答えとしては誤り.主に日本語環境向け規格.
- 正解.Unicodeは世界の主要言語の文字を一つの文字コード体系で扱う規格で,日本語・中国語・韓国語・アラビア語・ヒンディー語など多言語文字を統一的に表現できる.UTF-8等の実装で広く採用され,WebやモダンOSの標準となっており,設問記述と完全に一致する.
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