ITパスポート試験 ITパスポート 2014年 (平成26年 春期)43: システム要件定義において、システム要件を評価する基準として、適切なものはどれか。

ITパスポート 2014年 (平成26年 春期)
Q 4343 / 100
システム要件定義において、システム要件を評価する基準として、適切なものはどれか。
この問の正解率:66.13%(989件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

システム要件定義において、システム要件を評価する基準として、適切なものはどれか。

選択肢

  • .システム結合テストの結果との整合性
  • .システムの発注者のニーズとの整合性
  • .使用する設計手法の適切性
  • .テストケースの網羅性

正解

. システムの発注者のニーズとの整合性

解説

システム要件定義の評価基準は,定義した要件がシステム発注者(利用者)のニーズや業務要件と整合しているかどうか,すなわち妥当性(Validity)が確保されているかである. テストケースの網羅性や結合テスト結果との整合性はテスト工程の評価軸,設計手法の適切性は設計工程の評価軸であり,要件定義工程の評価基準としては時期・対象が合致しない. ステークホルダー合意の前提が重要で,工程ごとの評価基準を区別して理解する. 要件の妥当性確認はステークホルダーとの合意形成の基礎となる工程の主活動である. V字モデルでは要件定義は運用テストと対応し,妥当性確認が重視される.

選択肢ごとの解説

  • .誤り. システム結合テストの結果との整合性はテスト工程の評価基準の説明であり,要件定義時点ではまだテスト結果が存在しないため評価不能. 工程の時系列に合わない選択肢であり,結合テストは要件定義の後工程で実施される. . 用語の定義と区別を正確に理解することが本問題の核心となる
  • .正しい. 発注者のニーズとの整合性が要件定義の最も重要な評価基準のため. 真の要求と定義した要件が一致しているかの確認が要件定義工程の核心であり,後工程の前提条件となるため最重要評価軸として位置付けられる. この用語の正確な定義と他選択肢との明確な区別を押さえることが理解の要点
  • .誤り. 使用する設計手法の適切性は設計工程の評価軸の説明であり,設計に着手する前の要件定義段階での評価基準としては適合しない. 評価対象の領域が異なる選択肢であり,工程の時系列で見ても後段階の話題. この用語の正確な定義と他選択肢との明確な区別を押さえることが理解の要点
  • .誤り. テストケースの網羅性はテスト工程の評価軸の説明であり,テストケースが作成される前の要件定義時点では評価対象として成立しない. 工程の順序とずれており,要件定義評価基準としては不適切な選択肢. この用語の正確な定義と他選択肢との明確な区別を押さえることが理解の要点

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