ITパスポート 2015年 (平成27年 春期) 問11「次の条件で,製品Xを製造する。部品Y,部品Zの歩留りが表のとおりであるとき,製品…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「ストラテジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約64%です。
正解
エ. 1,000
正答率 63.8%(1,170人中 746人が正解)
問題の解説
正答はエ. 歩留りとは投入量に対する良品の割合である. 製品X 1個=部品Y 3個より, 製品X 300個には3×300=900個の部品Yが必要. 部品Yの歩留りが90%なので, 投入量a kg×0.9=900個より, a=900÷0.9=1,000kg. 公式は 投入量=必要良品数÷歩留り. 部品Zは表より600kg×0.5=300個で整合する (検算可能). 不正解値の検証=900kgは「歩留りで割らず必要数のみ」, 250kgは「逆数を使う計算違い」, 225kgは「300×0.9÷1.2など複合的計算違い」のパターンで誤導されやすい設計になっており要注意.
選択肢ごとの解説
- 225kgは計算過程で誤った操作 (例えば300個×0.9÷1.2や逆数を使うなど) を行った結果と推測される. 正しくは必要良品数900個÷歩留り0.9=1,000kgであり, 225kgでは部品Yが202.5個しか作れず製品Xを300個製造できない不足量となり明らかに誤り.
- 250kgは誤った経路 (例えば必要数を計算せず単に300÷1.2や300×0.83など) で得られる値. 正しい公式は投入量=必要良品数÷歩留りで, 900個÷0.9=1,000kgが正解値. 250kgでは225個分の良品しか作れず製品X 300個には不足するため誤り.
- 900kgは3×300=900個 (必要良品数) をそのまま投入量として答えたもので, 歩留り90%の割戻し計算を行っていないため誤り. 投入量は良品数より多くなくてはならず, 900÷0.9=1,000kgで初めて900個の良品が確保できる. 歩留りを忘れた典型的な誤答パターン.
- 正しい計算は 必要部品Y良品数=3個×300個=900個, 投入量a=900÷0.9=1,000kg. 歩留り90%とは投入100kgあたり90個の良品ができる比率なので, 1,000kg投入で900個の良品を確保でき製品X 300個を確実に製造できるため正答. 公式適用の典型例.
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