ITパスポート試験 ITパスポート 2016年 (平成28年 秋期)14: ある業務システムの新規開発を計画している企業が,SIベンダに出すRFIの目的として,適切なものはどれか。

ITパスポート 2016年 (平成28年 秋期)
Q 1414 / 100
ある業務システムの新規開発を計画している企業が,SIベンダに出すの目的として,適切なものはどれか。
この問の正解率:78.99%(1,133件)

解説

ITパスポート 2016年 (平成28年 秋期) 問14「ある業務システムの新規開発を計画している企業が,SIベンダに出すRFIの目的とし…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「ストラテジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約79%です。

正解

. 業務システムの開発を依頼してよいベンダか否かを判断するための必要な情報を得たい。

正答率 79.0%(1,133人中 895人が正解)

問題の解説

RFI(Request For Information,情報提供依頼書)はRFP発出に先立ち,発注予定の企業がベンダから企業情報・技術動向・取扱製品・実績・関連サービスなどの情報提供を依頼する文書である. ベンダ選定の前提となる候補絞り込みに必要な情報を集めることが主目的で,具体的な提案内容や正式な見積金額・開発計画を求める段階ではない. RFP(提案依頼書)は要件を提示してベンダから正式な提案を受けるための文書,見積依頼は最終的な価格確定のための文書,NDA(機密保持契約)は情報漏えい防止の契約で,いずれもRFIとは目的・タイミングが異なる別文書として位置付けられる調達プロセスの一部である.

選択肢ごとの解説

  • 誤り. 具体的な開発計画やベンダの実施体制を知ることが目的ならRFP(提案依頼書)を発出してベンダから提案書として得る内容であり,RFIの目的とは異なる. RFIは要件詳細を提示する前段階の事前情報収集に位置付けられ,具体的な実施計画の提示を求める文書ではない別の役割を持つ.
  • 正しい. RFIはベンダの実績・技術力・取扱製品・関連サービスなど,ベンダ選定(委託先選定)の判断に必要となる情報を収集することが目的の文書であり,本問の説明に合致するため. 候補ベンダの絞り込みに必要な基礎情報を集めるための調達プロセス初期段階の文書として活用される.
  • 誤り. ベンダの正式な見積り金額を知るのはRFP発出後にベンダから提出される見積書や提案書の役割で,RFIの目的ではない. RFIは概要情報の収集段階であり,具体的な要件・仕様が確定していない時点では正式見積りを依頼する段階ではないため,価格情報の取得は本来の目的ではない.
  • 誤り. 機密保持契約(NDA,Non Disclosure Agreement)はRFIRFP発出に伴って別途締結する独立した契約文書で,RFI自体の目的ではない. NDAは互いに開示する情報の漏えい防止を目的とする契約であり,情報提供を依頼する文書であるRFIとは性格が大きく異なる別の文書である.

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