ITパスポート試験 ITパスポート 2016年 (平成28年 秋期)24: 技術開発戦略において作成されるロードマップを説明しているものはどれか。

ITパスポート 2016年 (平成28年 秋期)
Q 2424 / 100
技術開発戦略において作成されるロードマップを説明しているものはどれか。
この問の正解率:71.67%(812件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

技術開発戦略において作成されるロードマップを説明しているものはどれか。

選択肢

  • .技術の競争力レベルと技術のライフサイクルを2軸としたマトリックス上に,既存の技術や新しい技術をプロットする。
  • .研究開発への投資額とその成果を2軸とした座標上に,新旧の技術の成長過程をグラフ化し,旧技術から新技術への転換状況を表す。
  • .市場面からの有望度と技術面からの有望度を2軸としたマトリックス上に,自社が取り組んでいる技術開発プロジェクトをプロットする。
  • .横軸に時間,縦軸に市場,商品,技術などを示し,研究開発への取組みによる要素技術や求められる機能などの進展の道筋を,時間軸上に表す。

正解

. 横軸に時間,縦軸に市場,商品,技術などを示し,研究開発への取組みによる要素技術や求められる機能などの進展の道筋を,時間軸上に表す。

解説

技術ロードマップ(Technology Roadmap)は,横軸に時間,縦軸に市場・商品・要素技術・必要機能などを取って,研究開発の取組みによって達成すべき技術や機能の進展の道筋を時系列で示す中長期計画図である. 「いつまでに,何を,どのレベルまで実現するか」をわかりやすく可視化することで,技術開発戦略を組織内外で共有し,投資判断や人材配置の根拠とするために活用される. 経済産業省も産業技術ロードマップを公表するなど普及している手法. 一方,技術ポートフォリオは技術を競争力やライフサイクル等の2軸でマトリクス上に位置付ける図,Sカーブは技術の成長曲線で,いずれも時間軸を中心とするロードマップとは表現形式・目的が異なる別概念である.

選択肢ごとの解説

  • .誤り. 技術の競争力レベルと技術のライフサイクルを2軸とするマトリクス上に既存・新規技術をプロットするのは技術ポートフォリオ分析の説明で,2軸マトリクス上の位置付け図である. 時系列軸を中心としつつ時間とともに何を達成するかを示すロードマップとは表現形式・目的が異なる別の手法である.
  • .誤り. 研究開発投資額とその成果を2軸として新旧技術の成長過程をグラフ化し旧技術から新技術への転換状況を表すのは技術Sカーブの説明で,技術の成長曲線を可視化する手法である. 時間軸に沿った要素技術や機能の進展を示すロードマップとは目的・表現方法が異なる手法である.
  • .誤り. 市場面からの有望度と技術面からの有望度を2軸とするマトリクス上に自社の技術開発プロジェクトをプロットするのは,技術ポートフォリオ分析(プロジェクト評価マトリクス)の説明に近い内容である. 時系列での技術進展の道筋を表現するロードマップとは表現形式と目的が異なる別手法.
  • .正しい. 横軸に時間,縦軸に市場・商品・技術などを取り,研究開発の取組みによる要素技術や求められる機能などの進展の道筋を時間軸上に表すのは技術ロードマップそのものの説明であり,本問の対象に合致するため. 中長期の技術開発戦略を可視化し共有するためのツールとして位置付けられる.

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