ITパスポート試験 ITパスポート 2016年 (平成28年 秋期)45: 共通フレーム(Software Life Cycle Process)で定義されている内容として,最も適切なものはどれか。

ITパスポート 2016年 (平成28年 秋期)
Q 4545 / 100
共通フレーム(Software Life Cycle Process)で定義されている内容として,最も適切なものはどれか。
この問の正解率:71.09%(640件)

解説

ITパスポート 2016年 (平成28年 秋期) 問45「共通フレーム(Software Life Cycle Process)で定義され…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「マネジメント系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約71%です。

正解

. ソフトウェア開発とその取引の適正化に向けて,基本となる作業項目を定義し標準化したもの

正答率 71.1%(640人中 455人が正解)

問題の解説

共通フレーム(SLCP,Software Life Cycle Process)はソフトウェアの企画・開発・運用・保守・取引における基本的な作業項目(プロセス・アクティビティ・タスク)を体系化・標準化したガイドラインで,日本ではIPAが共通フレーム2007/2013として整備している. 発注者と受注者の間で用語・作業内容の認識を合わせる「共通の物差し」として機能し,適正な取引と品質確保を支援する. 主ライフサイクル/組織/支援/監査/修正の各プロセスから構成. 見積手法(FP法・COCOMO),PMBOK,JIS規格などとは目的範囲が異なり,個別技法ではない点で区別される.

選択肢ごとの解説

  • 正しい. 共通フレームはソフトウェア開発とその取引の適正化に向けて,基本となる作業項目を定義し標準化したものであり,本問の説明に合致するため. 発注者と受注者の間で用語・作業の認識を共通化する物差し(共通言語)としての機能を提供し,取引の適正化と作業品質の向上を目的とする標準ガイドラインである.
  • 誤り. ソフトウェア開発の規模・工数・コストに関する見積手法はFP法(Function Point法)やCOCOMOなどの個別見積技法の説明であり,共通フレームの内容ではない. 共通フレームは作業項目の標準化が主目的であり,具体的な見積アルゴリズムを提供するものではないため別概念として整理される.
  • 誤り. プロジェクト管理に必要な知識体系はPMBOK(Project Management Body of Knowledge)などのプロジェクト管理ガイドの説明である. 共通フレームはソフトウェア取引・開発の作業項目を扱うもので,プロジェクト管理に特化したPMBOKとは目的範囲が異なる別のガイドラインとして整理される.
  • 誤り. 法律に基づき制定される情報処理用語やソフトウェア製品品質・評価項目はJIS規格や関連する情報処理関連規格の説明である. 共通フレームはJIS規格そのものではなく,IPAが整備するソフトウェア取引・開発の作業項目を整理したガイドラインで,規格と完全に同義ではないため別物として区別される.

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