ITパスポート試験 ITパスポート 2016年 (平成28年 秋期)76: OSS(Open Source Software)に関する記述のうち,適切なものはどれか。

ITパスポート 2016年 (平成28年 秋期)
Q 7676 / 100
(Open Source Software)に関する記述のうち,適切なものはどれか。
この問の正解率:80.06%(1,033件)

解説

ITパスポート 2016年 (平成28年 秋期) 問76「OSS(Open Source Software)に関する記述のうち,適切なもの…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約80%です。

正解

. ソースコードに手を加えて再配布することができる。

正答率 80.1%(1,033人中 827人が正解)

問題の解説

OSS(Open Source Software,オープンソースソフトウェア)は,ソースコードが公開され,利用・改変・再配布が自由に認められているソフトウェアで,GNU GPL,BSDライセンス,MITライセンス,Apacheライセンスなど様々なライセンス条項に従って利用する. ソースコードに手を加えて再配布することも条件下で認められる(GPLでは改変ソースの公開義務あり). LinuxやAndroid(モバイルOS)など多くのOSやライブラリ・ミドルウェアがOSSとして開発・提供されている. 著作権は放棄されておらずライセンス保有者に帰属する点,有償サポート受講は義務ではない点,動作も通常は無保証で提供される点など,典型的な誤解との区別がポイントとなる用語である.

選択肢ごとの解説

  • 正しい. OSSはソースコードが公開されており,ライセンス条件に従いソースコードに手を加えて再配布することが認められているソフトウェアであるため. 改変派生物の配布も可能で,GPLライセンス等の場合は改変ソースの公開義務があるなど,各ライセンスの条件の範囲内で自由な改変・再配布が可能となる仕組みである.
  • 誤り. OSSは無償で入手できるが,有償の保守サポートを必ず受けなければならない義務はない. 商用サポートを使うか自己解決(コミュニティ依存)するかは利用者の選択であり,ライセンス契約上の義務として有償サポート利用が課されているわけではないため,本選択肢は誤った記述である.
  • 誤り. OSSは著作権が放棄されているわけではなく,ライセンス保有者に帰属したままで,各ライセンス条件に従って利用する必要がある. 無断利用が許されているのではなく,ライセンス順守(条項に応じた表示・改変ソース公開等)が前提となる仕組みのため,本選択肢の「著作権放棄」は誤った理解である.
  • 誤り. OSSは多くの場合,ライセンスに「動作の保証義務はない(無保証)」と明記されており,著作権を放棄しないことと動作保証の必要性とは関係がない. 著作権と動作保証は別概念で,著作権を保持したまま無保証で配布するのが多くのOSSの一般的な提供形態であり,本選択肢は誤りである.

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