ITパスポート試験 ITパスポート 2016年 (平成28年 春期)11: CRMに必要な情報として,適切なものはどれか。

ITパスポート 2016年 (平成28年 春期)
Q 1111 / 100
に必要な情報として,適切なものはどれか。
この問の正解率:84.70%(1,980件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

CRMに必要な情報として,適切なものはどれか。

選択肢

  • .顧客データ,顧客の購買履歴
  • .設計図面データ
  • .専門家の知識データ
  • .販売日時,販売店,販売商品,販売数量

正解

. 顧客データ,顧客の購買履歴

解説

CRM(Customer Relationship Management)は,顧客との良好な関係を構築・維持して長期的な収益向上を目指す経営手法であり,顧客一人ひとりの属性・購買履歴・問合せ履歴・嗜好などの情報を一元管理して,個別最適なアプローチを行う点に特徴がある. したがってCRMに必要な情報は顧客データや購買履歴のような顧客中心の情報である. 設計図面データはCADやPDM,専門家の知識データはナレッジマネジメントやエキスパートシステム,販売日時・販売店・商品・数量はPOSやSCMで扱う情報であり,いずれもCRMの中核情報とは異なる.

選択肢ごとの解説

  • .正しい. CRMは顧客との関係を強化する仕組みであり,顧客の属性データや過去の購買履歴を基に,個別の嗜好やニーズを把握して適切な提案や対応を行う. 顧客データと購買履歴は顧客理解と関係維持の土台になる情報であり,CRMが扱う情報として最も適切である.
  • .誤り. 設計図面データは,製品の形状や寸法をディジタルに記述したCADデータなどであり,設計や製造を支援するために用いられる情報である. 顧客との関係構築を目的とするCRMで管理する情報ではなく,設計・開発業務を支援するシステムの管理対象であるため不適切.
  • .誤り. 専門家の知識データは,熟練者の経験や判断ルールを蓄積したものであり,ナレッジマネジメントやエキスパートシステムなどで活用される. 個々の顧客との関係構築を狙うCRMの主たる管理対象とは性質が異なるため,本問の必要情報としては合致しない.
  • .誤り. 販売日時・販売店・販売商品・販売数量はPOSシステムが収集する販売実績データで,SCMや在庫管理,マーチャンダイジングなどに活用される. 顧客一人ひとりとの関係維持を狙うCRMの中核情報とはやや位置付けが異なるため,本問の必要情報としては適切でない.

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