ITパスポート試験 ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期)21: 他社との組織的統合をすることなく,自社にない技術や自社の技術の弱い部分を他社の優れた技術で補完したい。このときに用いる戦略として,適切なものはどれか。

ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期)
Q 2121 / 100
他社との組織的統合をすることなく,自社にない技術や自社の技術の弱い部分を他社の優れた技術で補完したい。このときに用いる戦略として,適切なものはどれか。
この問の正解率:75.66%(916件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

他社との組織的統合をすることなく,自社にない技術や自社の技術の弱い部分を他社の優れた技術で補完したい。このときに用いる戦略として,適切なものはどれか。

選択肢

  • .M&A
  • .MBO
  • .アライアンス
  • .スピンオフ

正解

. アライアンス

解説

他社との組織的統合を伴わずに互いの技術・販路・ノウハウを補完し合う戦略はアライアンス(Alliance,企業連携・提携)である。合弁,技術提携,販売提携,OEM供給など形態は多様で,独立性を保ちながら協力関係を築く。混同注意はM&A(合併・買収),MBO(経営陣による自社株取得),スピンオフ(事業分離・独立)との区別。正解はウ。

選択肢ごとの解説

  • .M&A(Mergers and Acquisitions,合併・買収)は他社の株式取得や合併によって経営権を取得し,組織を統合する手法である。問題文の「組織的統合をすることなく」という条件に反する。技術補完はできるが組織は一体化する。
  • .MBO(Management Buyout,経営陣買収)は現在の経営陣や従業員が自社株式を取得して経営の独立性を高める手法である。他社の技術で自社の弱点を補う提携戦略とは目的が根本的に異なる。
  • .アライアンスは企業間の提携関係であり,合弁会社設立,技術ライセンス交換,OEM供給,業務提携など多様な形態がある。双方が独立性を保ったまま互いの強みを活かして弱点を補完できるため,問題文の条件に合致する。正解。
  • .スピンオフ(Spin-off)は企業の特定事業部門や子会社を分離・独立させることである。自社の事業を切り出す手法であり,他社の技術で自社の弱点を補う外部との提携戦略とは方向性が異なる。

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