問題本文
マーケティングミックスにおける売り手から見た要素は4Pと呼ばれる。これに対応する買い手から見た要素はどれか。
解説
マーケティングミックスの4P(売り手視点)と4C(買い手視点)の対応関係を整理する。4P:Product(製品)→4C:Customer Value(顧客価値),Price(価格)→Cost(顧客コスト),Place(流通)→Convenience(利便性),Promotion(プロモーション)→Communication(コミュニケーション)。ラウターボーンが提唱した4C概念。混同注意はAIDMA(購買プロセス),SWOT分析との区別。正解はア。
選択肢ごとの解説
- ア.4Cは4Pを買い手視点に転換した枠組みで,顧客にとっての価値,顧客が支払う総コスト,入手・利用の利便性,企業と顧客の双方向コミュニケーションを重視する。売り手中心の4Pを補完する概念として,顧客中心のマーケティング分析に活用される。正解。
- イ.4Sはマーケティングの4Pに対応する買い手視点の標準的な枠組みとして一般的には認知されていない用語である。ITパスポート・基本情報技術者試験の出題範囲では4Cが正しい対応概念として扱われている。
- ウ.AIDMAはAttention(注意)→Interest(興味)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)という消費者の購買意思決定プロセスを表すモデル(サミュエル・ローランド・ホールが提唱)である。4Pに対応する要素の分類ではなく,購買行動の段階を表す概念。
- エ.SWOTはStrengths(強み),Weaknesses(弱み),Opportunities(機会),Threats(脅威)を分析する経営戦略ツールであり,マーケティングミックスの要素分類とは目的が異なる。内部環境と外部環境の交点から戦略を導くフレームワーク。
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