ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期) 問34「ある業務システムの構築を計画している企業が,SIベンダにRFPを提示することにな…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「ストラテジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約82%です。
正解
イ. 業務システムで実現すべき機能
正答率 81.6%(1,274人中 1,039人が正解)
問題の解説
RFP(Request For Proposal,提案依頼書)は,発注者(ユーザ企業)がシステム構築をベンダに提案・見積もりさせるために発行する文書である。最低限RFPに記述すべき事項は,発注者が「何を実現したいか」という業務要件・機能要件である。これがなければベンダは適切な提案や見積りを作成できない。実現方式やスケジュールはベンダ側が提案する内容になり得る。正解はイ。
選択肢ごとの解説
- 開発実施スケジュールはベンダが提案内容として示す事項になり得る。発注者が詳細スケジュールをRFPで固定的に指示する場合もあるが,最低限必要な事項としての中心は機能要件の明示である。
- 業務システムで実現すべき機能は,発注者の要求事項そのものであり,ベンダが提案内容・見積り金額・システム方式を決める根本的な情報となる。この情報なしにはベンダは何も提案できないため,RFPに最低限含めるべき必須事項。正解。
- 実現方式(クラウド,オンプレミス,利用技術など)はベンダが技術的提案として示す部分になり得る。発注者がRFPで方式まで指定する場合もあるが,まず機能を明示することが前提であり,方式の指定はそれに続く判断。
- プロジェクト体制は提案後の契約交渉や着手段階で決定されることが多く,ベンダ側から提案される内容でもある。RFPに体制案を求めることはあるが,最低限必要な事項としての優先度は機能要件より低い。
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