問題本文
POSシステムやSCMシステムにJANコードを採用するメリットとして,適切なものはどれか。
選択肢
- ア.ICタグでの利用を前提に作成されたコードなので,ICタグの性能を生かしたシステムを構築することができる。
- イ.画像を表現することが可能なので,商品画像と連動したシステムへの対応が可能となる。
- ウ.企業間でのコードの重複がなく,コードの一意性が担保されているので,自社のシステムで多くの企業の商品を取り扱うことが容易である。
- エ.商品を表すコードの長さを企業が任意に設定できるので,新商品の発売や既存商品の改廃への対応が容易である。
正解
ウ. 企業間でのコードの重複がなく,コードの一意性が担保されているので,自社のシステムで多くの企業の商品を取り扱うことが容易である。
解説
JANコード(Japanese Article Number code)は国際的に標準化された商品識別コードで13桁(または8桁)。国コード(日本は45・49)+メーカーコード+商品コード+チェックディジットで構成される。企業間でコードが重複しない一意性が担保されているため、流通各社が共通のコードで商品を取り扱える点がPOSシステムやSCMシステムでの採用メリット。ICタグはRFIDを利用する別の技術。JANは数字のみで画像を表現しない。コード桁数は標準で固定(13桁or8桁)。
選択肢ごとの解説
- ア.誤り。JANコードはバーコード(光学式読取)を前提とした規格であり、ICタグ専用ではない。ICタグはRFID技術を使い電波で非接触通信するが、JANコードはバーコードスキャナで光学的に読み取る別の仕組みである。
- イ.誤り。JANコードは数字(および国・メーカー・商品の識別番号)のみで構成されており、画像を表現する機能はない。画像や複雑な情報を大量に格納できるのはQRコード等の2次元コードの特徴である。
- ウ.正しい。JANコードは国際標準(EAN/UPCと互換)により企業間でコードが重複しない一意性が保証されている。これにより自社システムで多くの企業の商品を共通コードで取り扱えるのが最大のメリット。
- エ.誤り。JANコードは13桁(標準)または8桁(短縮)に桁数が固定されており、企業が任意に設定することはできない。コードの桁数・構成は国際標準(GS1)が規定し、メーカーコードは事業者が登録申請して取得する。
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