ITパスポート 2017年 (平成29年 春期) 問34「PPM(Product Portfolio Management)の目的として,…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「ストラテジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約75%です。
正解
エ. 複数の製品や事業を市場シェアと市場成長率の視点から判断して,最適な経営資源の配分を行う。
正答率 74.8%(1,142人中 854人が正解)
問題の解説
PPM(Product Portfolio Management、プロダクトポートフォリオマネジメント)は縦軸に市場成長率、横軸に相対的市場シェアを置いた2×2のマトリクスで事業・製品を分類する手法。4象限は「花形(高成長・高シェア)・金のなる木(低成長・高シェア)・問題児(高成長・低シェア)・負け犬(低成長・低シェア)」。経営資源をどの事業に重点配分するかを判断するフレームワーク。SWOT分析は強み・弱み・機会・脅威。コアコンピタンスは独自の中核能力。プロダクトライフサイクルは製品の市場段階分析。
選択肢ごとの解説
- 誤り。事業を強み・弱み・機会・脅威の4観点から分析して成長戦略を策定するのはSWOT分析(Strengths/Weaknesses/Opportunities/Threats)。PPMは市場成長率と市場シェアの2軸で分類する別のフレームワーク。
- 誤り。自社の独自技術・ノウハウを活用した中核事業の育成によって他社との差別化を図るのはコアコンピタンス経営の概念。PPMはポートフォリオ全体の資源配分最適化が目的であり、中核能力の強化とは異なる。
- 誤り。製品が「導入期・成長期・成熟期・衰退期」のどの段階にあるかを判断して販売戦略を策定するのはプロダクトライフサイクル(PLC)分析。PPMは市場シェアと成長率による事業分類であり異なる手法。
- 正しい。PPM(Product Portfolio Management)は市場シェアと市場成長率の2軸で複数の事業・製品を4象限に分類し、花形・金のなる木・問題児・負け犬として経営資源の最適配分を決定する手法である。
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