プロジェクトのスコープにはプロジェクトの成果物の範囲を表す成果物スコープと,プロジェクトの作業の範囲を表すプロジェクトスコープがある。受注したシステム開発のプロジェクトを推進中に発生した事象a〜cのうち,プロジェクトスコープに影響が及ぶものだけを全て挙げたものはどれか。 a 開発する機能要件の追加 b 担当するシステムエンジニアの交代 c 文書化する操作マニュアルの追加
イ. a, c
プロジェクトスコープは「プロジェクトで実施すべき作業の範囲」を指す。成果物スコープは成果物の範囲(何を作るか)、プロジェクトスコープは作業の範囲(何をするか)。機能要件の追加(a)は追加機能を実現するための作業が増えるためプロジェクトスコープに影響する。操作マニュアルの追加(c)は文書化作業が増えるため作業範囲が拡大する。担当者の交代(b)はプロジェクトの人的資源の変更であり、作業範囲自体は変わらない。したがってa・cがスコープに影響する。
ITパスポート 2017年 (平成29年 春期) の過去問一覧へ戻る・問43