ITパスポート 2018年 (平成30年 秋期) 問38「プロジェクトマネジメントの知識エリアには,プロジェクトコストマネジメント,プロジ…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「マネジメント系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約59%です。
正解
ウ. テストで摘出する不良件数の実績値と目標値を比較する。
正答率 59.3%(969人中 575人が正解)
問題の解説
プロジェクト品質マネジメントは、成果物が定められた品質基準を満たしているかを管理する活動。品質の定量的分析ではテストの不良件数(バグ件数)・テストカバレッジ(テスト網羅率)・欠陥密度(KLOC当たりのバグ数)などの数値を実績として測定し、目標値と比較して品質状況を把握する。テスト工程でのバグ検出数・解決率を継続的に追跡することで品質トレンドを把握できる。品質管理・進捗管理・コスト管理の各活動を正確に区別できることが重要。
選択肢ごとの解説
- 誤り。完成した成果物数量をもとに進捗率を算出して予定と比較することはプロジェクトスケジュールマネジメント(進捗管理)の活動。「何をどこまで作ったか」の進捗確認であり、成果物の品質水準を数値で把握するための品質の定量的分析ではない。
- 誤り。設計書作成に必要なメンバのスキルを明確にすることはプロジェクト人的資源マネジメントの活動。誰がどんな能力を持つべきかを定義するスキルマネジメントの問題であり、品質指標の実績値を測定・比較する品質分析活動ではない。
- 正解。テストで摘出した不良件数の実績値と目標値を比較することは品質の定量的分析活動の典型例。テスト工程での発見バグ数・バグ密度・解決率などの指標を定期的に計測・記録し、品質目標との差異を分析して品質状況を客観的に把握するのが品質マネジメントの中核活動となる。
- 誤り。プログラムの規模や生産性を考慮して開発費用を見積もることはプロジェクトコストマネジメントの活動。工数・費用の計画・管理が目的であり、成果物の品質水準を数値で計測・評価する品質の定量的分析とは異なる知識エリアの活動である。
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