ITパスポート 2018年 (平成30年 秋期) 問43「プロジェクトマネジメントの活動にはプロジェクトコストマネジメント,プロジェクトス…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「マネジメント系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約65%です。
正解
エ. プロジェクト全体を,実行,監視,コントロールするための計画書
正答率 65.1%(1,432人中 932人が正解)
問題の解説
プロジェクト統合マネジメント(Project Integration Management)はPMBOKの10の知識エリアの一つで、各知識エリア(スコープ・タイム・コスト・品質・人的資源・リスク・調達等)を横断的に調整・統合する活動。代表的な成果物はプロジェクトマネジメント計画書(Project Management Plan)で、スコープ・スケジュール・コスト等の各種計画を統合した全体計画文書として機能する。プロジェクト全体を実行・監視・コントロールする枠組みを提供する。
選択肢ごとの解説
- 誤り。プロジェクト全体の開発スケジュールはプロジェクトスケジュールマネジメント(スコープマネジメント後)で作成されるもの。ガントチャートやネットワーク図(アローダイアグラム・PERT図)で表現される工程計画であり、統合マネジメントの成果物ではなくタイムマネジメントの成果物に分類される。
- 誤り。プロジェクト全体の成果物一覧(WBS:Work Breakdown Structure=作業分解構成図)はプロジェクトスコープマネジメントの主要成果物。作業を階層的に分解してスコープを明確化するものであり、統合マネジメントの成果物ではなくスコープマネジメントの成果物として分類される。
- 誤り。プロジェクト全体の予算書(コスト見積り・予算設定文書)はプロジェクトコストマネジメントの成果物。費用の計画・管理を行う知識エリアが担当する成果物であり、統合マネジメントではなくコストマネジメントの成果物として位置づけられる。
- 正解。プロジェクト全体を実行・監視・コントロールするためのプロジェクトマネジメント計画書は統合マネジメントの代表的な成果物。各知識エリア(スコープ・タイム・コスト等)の計画を統合した全体計画文書として機能し、プロジェクトの実行指針となる。
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