ITパスポート試験 ITパスポート 2018年 (平成30年 秋期)94: バッチ処理の説明として,適切なものはどれか。

ITパスポート 2018年 (平成30年 秋期)
Q 9494 / 100
バッチ処理の説明として,適切なものはどれか。
この問の正解率:73.44%(1,318件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

バッチ処理の説明として,適切なものはどれか。

選択肢

  • .一定期間又は一定量のデータを集め,一括して処理する方式
  • .データの処理要求があれば即座に処理を実行して,制限時間内に処理結果を返す方式
  • .複数のコンピュータやプロセッサに処理を分散して,実行時間を短縮する方式
  • .利用者からの処理要求に応じて,あたかも対話をするように,コンピュータが処理を実行して作業を進める処理方式

正解

. 一定期間又は一定量のデータを集め,一括して処理する方式

解説

バッチ処理(batch processing)は、一定期間または一定量のデータを蓄積したのち、まとめて一括して処理する方式である。給与計算・月次売上集計・銀行の夜間決済処理など、即時性が不要で大量のデータを効率よく処理したい場面に適用される。対照的な概念として、要求のたびに即時処理するリアルタイム処理(オンライン処理)がある。処理の遅延は許容されるがスループット(処理量)を重視する用途に向く。

選択肢ごとの解説

  • .正解。バッチ処理は「一定期間または一定量のデータを集め、一括して処理する方式」であり、選択肢の説明は完全に正しい。夜間バッチや月次バッチのように処理タイミングを定期的に設定し、スループットを高める目的で広く使われる処理形態である。
  • .誤り。「データの処理要求があれば即座に処理を実行して制限時間内に処理結果を返す方式」はリアルタイム処理(オンラインリアルタイム処理またはリアルタイムシステム)の説明である。航空券予約システムや証券取引システムなど、即時応答が求められるシステムで採用される処理方式でバッチ処理とは対極に位置する。
  • .誤り。「複数のコンピュータやプロセッサに処理を分散して実行時間を短縮する方式」は分散処理または並列処理(パラレルコンピューティング)の説明である。グリッドコンピューティングやクラスタ構成で採用され、単一処理の高速化を目的とする。バッチ処理は処理の分散・並列化を本質的に定義しているわけではない。
  • .誤り。「利用者からの処理要求に応じてあたかも対話をするようにコンピュータが処理を実行して作業を進める方式」は対話型処理(インタラクティブ処理、会話型処理)の説明である。コマンドラインやGUIアプリケーションのように、ユーザーの入力に反応して処理を進める方式であり、バッチ処理の「非対話・一括実行」とは正反対の特性を持つ。

ITパスポート 2018年 (平成30年 秋期)過去問一覧へ戻る・問94