
ビッグデータ分析の手法の一つであるデシジョンツリーを活用してマーケティング施策の判断に必要な事象を整理し,発生確率の精度を向上させた上で二つのマーケティング施策a,bの選択を行う。マーケティング施策を実行した場合の利益増加額(売上増加額-費用)の期待値が最大となる施策と,そのときの利益増加額の期待値の組合せはどれか。
ウ. 施策b,利益増加額の期待値(億円)82
デシジョンツリーは,枝の末端から根へ向けて期待値を畳み込んで計算する。各確率分岐点では「(売上増加額-その枝の追加費用)×発生確率」を合計し,最後に初期費用を差し引いて施策ごとの利益増加額の期待値を求め,大きい方を選ぶ。施策aは0.4×{(0.3×200+0.7×100)-60}+0.6×120-30=0.4×70+72-30=70(億円)。施策bは0.3×{(0.4×150+0.6×100)-40}+0.7×140-40=0.3×80+98-40=82(億円)。82>70なので期待値が最大となるのは施策bで82億円,正解はウである。
応用情報技術者試験 令和元年度秋期 午前 の過去問一覧へ戻る・問74