ITパスポート 2009年 (平成21年 春期) 問5「情報技術を利用して顧客に関する情報を収集,分析し,長期的視点から顧客と良好な関係…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「ストラテジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約85%です。
正解
イ. CRM
正答率 85.2%(1,135人中 967人が正解)
問題の解説
正解はイ。CRM(Customer Relationship Management,顧客関係管理)は,情報技術を使って顧客情報を収集・分析し,長期的視点で顧客と良好な関係を築き,優良顧客として囲い込んで収益拡大を図る手法。BSCは経営戦略の4視点管理,ERPは購買〜販売など基幹業務の統合管理,PPMは事業ポートフォリオ分析であり,いずれも顧客との関係構築を主目的とはしない.
選択肢ごとの解説
- BSC(Balanced Scorecard,バランススコアカード)は,財務・顧客・業務プロセス・学習と成長の4視点で企業戦略を計画・管理する手法。顧客の囲い込みを目的とした本問の手法とは異なる.
- 正解。CRMは顧客情報を一元管理して長期的に良好な関係を築き,優良顧客の囲い込みと収益拡大を目指す手法。SFA(営業支援)とともに顧客接点系のシステムとして導入されることが多い.
- ERP(Enterprise Resource Planning,企業資源計画)は購買・生産・販売・経理・人事など基幹業務を一元管理し経営資源を最適配分する仕組み。社内向け統合管理で,顧客との関係構築は主目的でない.
- PPM(Product Portfolio Management)は市場成長率と市場シェアの2軸で事業や製品を花形・金のなる木・問題児・負け犬の4象限に分類し資源配分を検討する手法。顧客との関係構築とは関係ない.
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