ITパスポート試験 ITパスポート 2010年 (平成22年 秋期)8: 新規システムの構築を、新規開発又はパッケージ採用によって実施する場合の初期投資額、効果額、運用費、保守料が表のとおりであるとき、初期投資額の回収年数が最少となる

ITパスポート 2010年 (平成22年 秋期)
Q 88 / 100
新規システムの構築を、新規開発又はパッケージ採用によって実施する場合の初期投資額、効果額、運用費、保守料が表のとおりであるとき、初期投資額の回収年数が最少となるものはどれか。
選択肢システムの構築方法初期投資額(万円)効果額(万円/年)運用費(万円/年)保守料(万円/年)
新規開発1,250720240180
新規開発90051017090
パッケージ採用800440120160
パッケージ採用60030080120
この問の正解率:67.74%(775件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

新規システムの構築を、新規開発又はパッケージ採用によって実施する場合の初期投資額、効果額、運用費、保守料が表のとおりであるとき、初期投資額の回収年数が最少となるものはどれか。

選択肢

  • .新規開発、初期投資額1,250万円、効果額720万円/年、運用費240万円/年、保守料180万円/年
  • .新規開発、初期投資額900万円、効果額510万円/年、運用費170万円/年、保守料90万円/年
  • .パッケージ採用、初期投資額800万円、効果額440万円/年、運用費120万円/年、保守料160万円/年
  • .パッケージ採用、初期投資額600万円、効果額300万円/年、運用費80万円/年、保守料120万円/年

正解

. 新規開発、初期投資額900万円、効果額510万円/年、運用費170万円/年、保守料90万円/年

解説

投資回収期間は「初期投資額 ÷ 年間純利益(=効果額−運用費−保守料)」で計算する.各選択肢の年間純利益はア:720−240−180=300万円、イ:510−170−90=250万円、ウ:440−120−160=160万円、エ:300−80−120=100万円.回収年数はア:1250÷300≒4.17年、イ:900÷250=3.6年、ウ:800÷160=5年、エ:600÷100=6年で、最少はイの3.6年.公式の押さえどころは「効果額のみで割らず、運用・保守費を差し引いた純利益で割る」点.

選択肢ごとの解説

  • .効果額720から運用費240・保守料180を差し引くと年間純利益は300万円.回収年数=1250÷300≒4.17年でイの3.6年より長く、投資回収期間が最少にはならない.初期投資が大きく純利益で打ち消されない.
  • .正解.年間純利益=510−170−90=250万円、回収年数=900÷250=3.6年で4選択肢中最短.初期投資900万円も中程度で純利益のバランスが良く、投資回収期間が最少となる最も有利な投資案.
  • .年間純利益=440−120−160=160万円で、回収年数=800÷160=5年.イの3.6年より長く、特に保守料160万円が利益を圧迫しているため最少回収にならない.パッケージでも保守料次第で不利になる例.
  • .年間純利益=300−80−120=100万円で、回収年数=600÷100=6年と4選択肢中最長.初期投資額が小さくても純利益が薄すぎて回収に時間がかかり、回収最少の対象にはならない.

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